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卒業生インタビュー

児童福祉学科卒業 松永 裕加さん
インタビュー内容は、公開時(2013年2月)のものとなります。

花園大学の児童福祉学科の授業はどのようなことをするのですか。

現在、児童福祉学科の授業では主に保育のことや、子どもの将来のことなどを詳しく学んでいます。講義形式だけでなく実践型の授業が多いと思います。例えば、図工の授業では紙粘土でおにぎりを作ったことがありました。内容にも色々あり、自分で色々な作品を作る授業もあれば、子どもに作り方を教えるための授業もあるんですよ。

1回生のときは基礎理論の講義が中心でした。大阪の児童福祉施設で働いていらっしゃった方の授業や、障がい者教育などの授業を受けました。体育の授業もあって、皆でダンスを考えて実際に行うといった自分たちの技術を磨く授業のほかに、子どもへの教え方を学ぶものがありました。
2回生になると、音楽や図工(造形)など、5つの領域の保育内容に関する授業がありました。これは選択制で、自分で学びたいものを選んで授業を受けられます。ゼミは3回生から始まり、仲間同士で折り紙の折り方を教えあったり手遊びを一緒に考えたり、現場で実際に行うことに近いことを学びました。4回生になると、実習ゼミが中心になります。


「子どもたちに教えるための授業」は児童福祉学科ならではですね。松永さんが特に好きだった授業は何でしたか。

インタビューVol.7イメージ1

音楽です。音楽は2回生のみで、授業ピアノとその他の音楽活動に分かれています。ピアノ担当の植田恵理子先生がとても面白い方で、特に印象に残っています。初回の授業でいきなり何か演奏するように言われたときは、正直とても戸惑いました。でも、実際の保育の現場では先生は子どもの前に出てすぐ演奏したりしますよね。大切なことを教えていただいた授業だったと思います。


児童福祉学科には実習もあるそうですが、そちらはどのようなことをするのですか。

児童福祉学科では、1回生から実習が行われます。施設での実習もあり、花園大学では付属幼稚園での実習が必修になっています。私は保育士と養護教諭の2つの資格取得を目指していたので、両方の実習を受けました。

保育士実習について教えてください。

インタビューVol.7イメージ2

保育士実習は実際の保育園の現場に入って行うもので、自分でいく場所を決めることができます。私は自分が卒園した保育園に行きました。最初のうちは他の先生に指示いただいた事をこなすのが精一杯でしたが、余裕が出てくると、私も時間をいただいて絵本を読み聞かせたり、子どもたちと考えた遊びを一緒にやってみたりしました。

養護教諭の実習はどのようなものでしたか。

養護教諭の実習は、学校の現場で行われます。京都市では教育委員会によって各学校に振り分けられるので、人によって小学校になったり中学校になったり、行くところが違ってきます。
私は小学校で実習を受けました。小学校と保育園では、やはり子どもへの対応の仕方が違ってきますね。まだ小学校の1年生は、幼稚園や保育園の子と年齢も近いせいか、似ているところがあるように感じました。でも5年生や6年生にもなると全く違います。ほんの数年の差なのに、だいぶ発言や行動も大人っぽくなって、自分の考えをしっかり持っているんですよね。実際に接してみて、子どもたちの成長の早さにとても驚かされました。
また、養護教諭の実習には病院で行う臨床実習もあります。こちらはグループごとに同じところに行くもので、私は5日間外来・病棟で実習をしました。その際には、小児科に来ている子供たちとも接する機会がありました。

実習を受けた感想はいかがですか。

インタビューVol.7イメージ3

実際の現場を見たり現役の先生からのお話を聞いて、保育士になりたいという気持ちがいっそう強くなりました。また、子どもたちに「先生」と呼んでもらえた時の感覚がとても印象深く、忘れられません。私も教える立場の人として見てもらえているんだ、と実感しました。それに、子どもたちが毎日成長していく姿を見るのはとても楽しかったです。


松永さんはなぜ保育士を目指されたのですか。

自分が小さいころ保育園に通っていたことも理由なのですが、少しでも子どもと長く接する機会が欲しいと思いました。幼稚園よりも保育園の方が子供と一緒に過ごす時間が長いですし、より子どもの生活に密着した仕事であると感じたので、保育士の道へ進むことにしました。


花園大学を選んだ理由は何でしたか。

インタビューVol.7イメージ4

保育士の資格が取れる学校は、ほとんどが短大なんです。ですので、4年制の大学でじっくりと保育の勉強ができる花園大学は貴重な存在だと思いました。また、養護教諭の資格も取得できる学校は少ないので、それも大きな理由になりました。
複数の資格を取るのは確かに大変なこともありますが、好きなことですし将来やりたいことでもあるので、決して辛くはなかったです。


松永さんにとって、花園大学の特徴はどこにあると思いますか。

インタビューVol.7イメージ5

先生が学生一人ひとりをきちんと見てくれている学校だなと感じました。
児童福祉学科の先生方は、以前実際に幼稚園や保育園などで働いていた経験がある方が多いです。なかには、音大出身で劇団にいた経験がある音楽の先生もいらっしゃいます。授業もとても面白いですし、相談にも親身になって乗ってくださいますよ。
付属幼稚園の園長をされていた先生や、現役で園長をされている先生のお話も授業で聞くことができます。先生方が子どもたちと接する中で実際に経験されたことや、現場の実情を聞くことができるのは、とても貴重な経験だと思います。


学校生活以外ではどのようなことをされていますか。

学校のほかには高校のときからずっと続けているアルバイトをしています。私は京都が地元なので、地元の大学ということで慣れた環境ですし、とても過ごしやすいです。
また、最近では授業のない日の午前中を利用して、大学の付属幼稚園でもアルバイトをはじめました。幼稚園の先生の助手のような役割なんですが、現場に長くいられるのでとても良い経験になっています。


松永さんの今後の目標について教えてください。

インタビューVol.7イメージ6

今まで大学で学んできたことを活かして、子どもたちを支えられるような保育士になりたいです。また、子どもたちだけでなく、保護者の方の相談にも乗れるような先生になりたいと思っています。保育の現場では保護者の方とのつながりもとても大切になってきますから、どちらの助けにもなれるような存在でありたいですね。

受験生の皆さんへ

児童福祉学科は、グループで何かを作り上げる授業なども多いですし、同じ目標を持つ仲間と一緒に頑張れるのはとても楽しく、励みになると思います。ぜひ入学を目指して頑張ってください。

インタビューVol.7松永さんプロフィール写真
松永裕加(マツナガ ユウカ)
社会福祉学部児童福祉学科卒業(2013)

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