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日本文学科日本文学コース

Department of Japanese Literature

文学と文化を京都で学ぶ

日本文学コースとは

文学や言葉を通じ豊かな表現力・思考力を培う

上代(古典)から近現代まで、自身の興味に応じて時代や作品・作家を選び、研究できます。日本語学を学ぶこともでき、国語教員としての専門性を高めることも可能です。徹底した少人数制で手厚く指導していきます。

日本の文学作品や日本語学、その周辺文化を研究し、作品の成立した背景や価値を知るとともに、文学の多様性や多面性を理解し、全体像を解明することをめざす4年間。教室で学ぶだけではなく、作品の舞台となった数々の史跡や文化などに間近で触れることができるのも花園大学ならではの魅力です。

日本文学科の教員は、文学・語学・書道それぞれの研究分野のエキスパートです。大学ホームページの「教員データ」を見ればわかるとおり、みな各々の分野の第一線で活躍している教授陣です。質の高い知識が得られるだけでなく、「研究のおもしろさ」を感じ取ることができます。

こんな人におすすめ

  • 京都で古典文学を学びたい
  • いろいろな小説を読みたい
  • 日本語に詳しくなりたい
  • 社会人として恥ずかしくない文章を書けるようになりたい
  • 国語科の教員免許を取得したい人

共同研究室について

現在、日本文学科には、「日本文学共同研究室」と「書道共同研究室」の2つの共同研究室があります。専攻するコースとは関係なく、自由に利用できますので、どのような本が置いてあるのか、場所と雰囲気を確認しがてら、一度是非訪ねてみてください。

日本文学共同研究室の利用案内

■場所
栽松館(さいしょうかん) 6階 611号室(内線611)

■開室日・時間
月・水・金 12時~17時

※開室時間は変更する場合があります
※ 9月後期開講からは、火曜日も開室。
(講義開講期間中と、前期・後期の試験期間中は、開室。但し、祭日講義日と祭日・全学休講日は、閉室)

■概要
1. 日本文学共同研究室は、日本文学科の学生であれば、コースにかかわらず、誰でも自由に利用できます。手狭な部屋ですので、各種の辞書・辞典や索引、古典文学の叢書(テキスト)、近現代文学の全集、雑誌など、基本的な資料しか置いてありませんが、レポート作成のための準備や調査などに、HUMIC(図書館)とともに、活用してください。なお、研究室内での、喫煙・飲食・携帯電話の使用は禁止されています。
2. 日本文学共同研究室で、最も利用価値の高い資料は、網羅的に収集している他大学の日本文学会が発行している雑誌です。所蔵雑誌の詳細については、『保管雑誌目録』(年刊)をご覧ください。
3. 日本文学共同研究室で、最も学問的価値の高い資料は、江戸時代の写本・版本を中心とした「土岐武治文庫」約300点です。土岐先生(1988(平成元)年死去)は、本学名誉教授であり、ご遺族の英断で、日本文学科に寄贈されました。『土岐武治文庫和書目録』(2001年10月刊)があります。

■利用上の注意
1. 開架されている図書などの資料は、日本文学共同研究室内で自由に利用してください。鍵付きの書棚に保管されている雑誌と書籍の閲覧を希望する場合は、室員に申し出てください。 また、「土岐文庫」の写本・版本の閲覧については、日本文学科会議の了承を必要としますので、事前に室員に相談してください。
2. 保管雑誌の詳細については、新着雑誌の棚にある『保管雑誌目録』(年刊)で、調べてください。分からないことがあれば、室員にお尋ねください。
3. 日本文学共同研究室所蔵の資料の貸し出しは、していません。資料のコピーを希望する場合は、室員に申し出て、「図書持ち出しノート」(室員の机上)に必要事項を記入し、学内でコピーして、すぐに返却してください。なお、研究室内にあるコピー機は、コイン投入式でないため、学生の利用は出来ません。
4. 日本文学共同研究室内にあるコンピュータ(2台)の利用を希望する場合は、室員に申し出た上で、利用してください。希望者が重複した場合と、教員・室員が緊急の公務で使用する必要が生じた時は、利用の制限をする場合があります。室員の指示に従ってください。
5. 日本文学共同研究室内にある、ハサミ・糊・ホチキス・カッター・穴開け機などの文具類と備品は、自由に利用することができますが、使用後の後片付けは、キチンとしてください。なお、室員の机と隣の棚にある物品は、絶対に手を触れないでください。

書道共同研究室の利用案内

■場所
直心館(じきしんかん) 2階 208号室(内線397)

■開室日・時間
週2・3日程度 13時~18時

他の日でも、教員が開室する場合がありますが、利用に関しては、下記の案内に従ってください。
この場合、開室している教員の指示に従うこと。
(開室日、開室時間の詳細については、年度初めに、共同研究室前の掲示板に掲示しますので、確認してください)

■概要
書道共同研究室は、コースにかかわらず、誰でも自由に利用できます。書道に関する各種の辞書・辞典や作品図録、各種技法書など、基本的な資料が置いてあります。臨書や創作のために、古典作品の図版を確認したい時、レポート作成のための準備、講読や演習の準備などに、ヒューミック(HUMIC=図書館)ともに活用してください。なお、研究室内での、喫煙・飲食・携帯電話の使用は禁止されています。

■利用上の注意
1. 開架されている図書などの資料は、書道共同研究室内で自由に利用してください。
2. 書道共同研究室所蔵の図書、資料の貸し出しは、していません。資料のコピーを希望する場合は、室員に申し出て、「図書一時持ち出しノート」(室員の机上)に必要事項を記入し、学内でコピーして、すぐに返却してください。なお、研究室内のコピー機は、教員が授業に使うための資料専用です。直心館1階にあるコイン投入式のコピー機を利用してください。
3. 書道共同研究室内にあるコンピュータ(2台)の利用を希望する場合には、室員に申し出てください。ただし、教員・室員が緊急の公務で使用する必要が生じた時は、利用の制限をする場合があります。教員・室員の指示に従ってください。
4. 書道共同研究室には、書道コースの学生が使用できるデジタルビデオ、35ミリカメラがあります。利用を希望する場合は、室員に申し出、使用ノートに必要事項を記入に必要事項を記入の上、使用してください。

もっと見る

日本文学科通信(旧国文学会会報)

学びの特長

  • 上代から近現代まで幅広くカバー
    上代(奈良時代)から近現代にいたる多様な文学、および、日本語を言語学研究の対象として学ぶことができます。文学作品については、作品が成立した時代の社会背景や人々の価値観なども探って理解を深めます。また、マンガなどを対象とした研究もおこなえます。日本語学についても専任教員が手厚く指導、テーマを掘り下げていくことができます。
  • 京都という立地と文学作品
    京都が舞台となっている文学作品は数多くあります。花園大学は京都市中心部に近い立地で、多彩な文学作品の現場を訪ねることができます。特に古典文学の分野では、天皇の居所であった清涼殿や後宮の位置、朱雀大路の場所などが実地で確認でき、深い作品理解が得られます。
  • 少人数制のきめ細かな指導
    教員と学生の間に距離感がなく、日ごろの学修はもちろん、どんなことも気軽に質問できます。また、3回生から選択して所属するゼミも少人数制でおこなわれ、多様な時代の文学研究、あるいは、日本語学研究の諸領域について、4回生での卒業論文作成に向けてきめ細かな指導が受けられます。
  • 学科を超えた学びで、プラスアルファの力を
    「学部・学科横断型学修プログラム」で、他学部・他学科が提供する科目を履修することが可能です。自分の専門の学修に加え、学びをより広く、幅広いものとし、多面的な能力・スキルを身につけることができます。

4年間の流れ

1回生 大学で取り組む文学研究の基礎を学ぶ
●古典文学の基本的な図書の調べ方●古文解釈の土台となる知識●近代文学の読み解き方●日本語学の学修方法など、大学で文学を研究するのに必要な基礎を身につけます。自身が掘り下げたいテーマを見つけるのも1回生の課題のひとつです。
2回生 作品を解釈するための方法を身につける
自身の読解力を確認しながら、作品を解釈するための方法を主に学びます。あわせて時代別の研究方法を知る「文学研究」や「日本語学研究」などの科目学修から、3回生の演習(ゼミ)で掘り下げていきたいテーマを絞り込みます。
3回生 自身が選んだテーマの専門的研究に取り組む
演習が始まります。自身で定めたテーマ、興味・関心のある作品や作者、あるいは日本語に関する専門的な研究に取り組みます。授業は少人数制でおこなわれ、プレゼンテーションの機会も多くなります。
4回生 研究を深めて卒業論文にまとめる
演習を継続して履修。担当教員による個別指導のもと研究の内容を深め、卒業論文にまとめていきます。これまでの卒業論文テーマは、源氏物語などの古典から宮沢賢治や太宰治、神話や民話、現代日本語に関することまで多岐にわたります。

ピックアップ科目・開講科目

  • 現代文化概論
    マンガ、アニメ、ゲーム、ライトノベル、VTuber舞台など、現代の文化的事象について理解を深めることを通して、広い意味での日本文学の今日的な展開について考えます。
  • 文学研究
    「上代文学」「中古文学」「中世文学」「近世文学」「近現代文学」「仏教文学」が科目設定されています。学生は自身の興味・関心にあわせ、深く掘り下げて学びます。
  • 日本語学研究
    日本語学とはどのような学問なのか、どうすれば学術研究のレベルに達することができるのか、実例を交えて学修する科目。論文の読解法や作成法なども学び、日本語研究の基礎力を養います。

取得可能な資格・免許

  • 中学校教諭一種免許状(国語)
  • 高等学校教諭一種免許状(国語)
  • 図書館司書資格
  • 学校図書館司書教諭資格
  • 健康運動実践指導者受験資格
  • 博物館学芸員資格 など

進路・就職状況

就職率95.2% *2020年度
卒業後の主な進路
一般企業、公務員(警察・消防等含む)、教員(中学校・高等学校)、図書館司書、大学院進学 など

在学生・教員インタビュー

日本文学コース3回生(取材時)
田中 晟太郎
滋賀県私立滋賀学園高等学校 出身

小説好きの私でも知らないことばかり。
ますます興味が深まっています。
高校生のころから小説が好きでした。それを趣味だけでなく、もっと深く学びたいと思ったのが日本文学コースを志望した動機です。今は、主に近現代、近世文学を中心に、さまざまな小説や物語の読解、それ以外にも、高校の現代文では学ばなかったような専門的な内容を学んでいます。普段の授業には知識をより深めようという思いで臨んでいますが、それがとにかく楽しい。高校までは受け身の授業が多かったので、今はいかに自分で楽しく学ぶかを考えながらやっています。小説好きの私ですが、まだまだ知らないことが多く、先生たちの話を聞くたびに小説の世界、文学の世界がどんどん広がり、ますます興味が深まっています。これからもっと知識を深め、文学以外のこともたくさん学んで、それらを活かして立派な社会人になっていきたいと思います。

日本文学科 准教授
高橋 啓太

文学の知らなかった魅力に気づくはず。
決して堅苦しいものではありません。
日本文学科では、上代、中古、中世、近世、近代、現代という各時代の日本の文学、日本語学、さらに、現代文化として漫画などのサブカルチャーの領域まで、かなり広い分野を学びます。この学科の魅力は、各分野に専門的な知識を持った教員がそろっていること。また、花園大学全体の特長として教員と学生の距離が近く、そのためきめ細かな指導ができることだ思います。卒論やゼミの課題についてなど、私のところにもたくさんの学生がよく質問に来てくれますよ。文学と聞くと、暗く重苦しいイメージを持たれている方もいるかと思いますが、決してそんなことはありません。少し触れてみるだけで、自分の知らない面白い作家や作品がたくさん眠っていることに気づくはずです。授業でそれらを少しずつ紹介していきたいと思います。皆さんの入学、お待ちしています。

卒業生インタビュー

「人のために何ができるか、その想いから教員の世界を選びました」

高校時代から国語の教員免許を取りたいと考えていて、将来は人の役に立てる職業に就きたいと思っていました。現在勤務している学校では、国語科教諭のほかに、進路指導部長も務めていますが、人生の岐路に立つ生徒のため、できるだけ希望するところへとレールを敷いてあげられるよう、また、生徒が自分自身の成長を実感して卒業できるような指導を心掛けています。そんな思いから、生徒たちに頼まれて夏休みと冬休み、さらには年末年始を返上して勉強を教えたこともありました。そうやって愛情を注ぎ、面倒を見て、それぞれの道に送り出した生徒たちの中には、社会で目覚ましい活躍をしている卒業生も多く、そういう報告を耳にする度に、頑張ってよかったと思えます。

「やる気次第で何でも自由にさせてくれる花園大学は器が大きい」

京都国際はそんなに有名でも大きな学校でもありませんが、今は生徒数を増やし、人間力の高い生徒を育成し、選んでもらえる学校にしようと、教室の整備や教材の研究・選定、ICTを活用した授業など、生徒の力を伸ばすための改革を進めているところです。このICT授業のための基礎は花園大学で学んだものです。

花園大学の魅力は多数の資格取得ができる点と自主的に行動できる環境があるところ。学生の状況を把握し、適切な距離感で指導してくれて、自分がやりたいと思ったことを何でも応援してくれる度量の大きい大学です。また、さまざまな入試制度が用意されているのも花園大学の特長なので、これから花園大学をめざす皆さんには、自分にあった入試方法を見極めて早くから準備することをお勧めします。

「学力だけでなく人間力・精神力を育成するために学校改革の推進に力を注ぐ毎日です」

京都国際中学高等学校 教頭 寒川 稔也
国文学科国文学コース(現日本文学科日本文学コース)2007年卒業
京都府私立南京都高等学校(現京都廣学館高等学校)出身

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