初等教育学科とはなりたいを、
大切に育てたい。
概要
- 定員:80名(収容定員320名)
- 学位:学士(教育学)
- 学費・納付時期:
| 入学手続時 | 入学後 | ||
|---|---|---|---|
| 入学金 | 200,000円 | 前期 | 後期 |
| 授業料 | – | 415,000円 | 414,000円 |
| 教育充実費 | – | 110,000円 | 110,000円 |
| 計 | 200,000円 | 1,049,000円 | |
- この他、次の費用が必要となります。
- 小学校教育コース:介護等体験費用(小学校教諭一種免許状)
- 幼児教育コース:保育実習時の実習費(保育士資格)
2つのコース
コース概要
小学校教育コース
小学校教員を目指すコースです。
教員になるための知識と技能を習得します。1年次から学校現場での体験を実施し、4年間かけて知識・技術・自信を深めます。
幼稚園教諭免許も取得可能です。
幼児教育コース
幼稚園教諭と保育士を目指すコースです。
教育者や保育士になるための知識と技能を習得します。
近隣の幼稚園、保育施設で実践的な経験を積み、子どもの特性に応じた、多様な指導力を身に付けていきます。
- コース決定時期は、入学手続き時です。
- 入学時から2つのコースに分かれて学びます。
- 在学途中でのコース変更は基本できません。ただし、止むを得ない事情でコース変更を行う場合、4年間での卒業・資格取得が難しい場合があります。
取得できる資格と活躍の場
| 小学校教育コース | 幼児教育コース | |
|---|---|---|
| 小学校教諭一種免許状 | 〇注1 | - |
| 幼稚園教諭一種免許状 | 〇 | 〇 |
| 保育士資格 | - | 〇 |
| 特別支援学校教諭一種免許状(知・肢・病) | 〇注2 | 〇注2 |
小学校教育コースは小学校教諭一種免許状取得が卒業要件となります
特別支援学校教諭一種免許状(知・肢・病)単独の取得は出来ません。基礎免許として、小学校教諭一種免許状または幼稚園教諭一種免許状の取得が必要となります。
小学校教育コース
小学校教諭
一種免許状
幼稚園教諭
一種免許状
特別支援学校教諭
一種免許状(知・肢・病)
小学校(公立・私立)
●小学校教諭
幼稚園(公立・私立)
●幼稚園教諭
特別支援学校(公立・私立)
●特別支援学校教諭(小学部)
特別支援学校(公立・私立)
●特別支援学校教諭(幼稚部)
幼児教育コース
幼稚園教諭
一種免許状
保育士
資格
特別支援学校教諭
一種免許状(知・肢・病)
認定こども園
●保育教諭
乳児院、児童養護施設、
児童発達支援センター、
障害児入所施設
などの児童福祉施設
●施設保育士
幼稚園(公立・私立)
●幼稚園教諭
特別支援学校(公立・私立)
●特別支援学校教諭(幼稚部)
- KEYWORD
-
- 子どもが好き
- 小学校の先生
- 幼稚園の先生
- 保育士
- 子ども支援
- 特別支援学校の先生
学びの特徴
- 01教師の基本を学ぶ
- 02現場での実践活動から学ぶ
- 03他者と協働する力を高める
01教師の基本を学ぶ
子どもの個性や多様性に応じた教育 内容・方法をどのようにデザインし、子どもの学びを実現していくか。
一人ひとりの子どもの学びを実現するために、子どもについて深く理解し、その子どもの特性に応じた多様な指導力を身に付けていきます。
02現場での実践活動から学ぶ
実践的指導力を身に付けるため、近隣の学校や施設と連携し、1年次より実習を行うとともに、そこでの学びをふりかえり、その後の学びへと繋げる。
こうした学びを継続することにより、確かな指導力や省察の力を自然にまた着実に高めていきます。
03他者と協働する力を高める
教員はチームワークです。
教育現場におけるスタッフ間のコミュニケーション能力を育てるため10名程度の学習チームを編成し、同級生との連携強化、チーム運営力の向上を目指します。
また学年を超えた交流により、上級生の経験を自身の学びに活かす体制を整えます。
小学校教育コース
多彩な講義科目と実習を通し、確かな力量を身につけた教員へ
「様々な子どもを深く理解し、寄り添うこと」「確かな知識や技能に基づいて、教育活動を実践すること」「他者と協働し、状況に柔軟に対応すること」「その日の学びをふりかえり、小学校教育のプロとして成長し続けること」ー小学校教諭に不可欠なこれらの力量は、子どもや先輩教師との関わり、本や映像資料等を用いた学習、試行錯誤を繰り返すなどを通して徐々に高まってきています。小学校教育コースでは、多様な講義や実習科目を通して、学生一人ひとりの着実な力量形成の実現をめざします。
コースの特長

「これからの教員」を見据えたカリキュラムで、
実践的指導力を磨く
地域や時代を問わず共通して教員に求められる基礎的な知識や技能、多様な子どもの特性の理解や的確な指導・支援に向けた特別支援教育の素養、幼児教育との連携や協力に対する知見、社会のグローバル化や多文化化、デジタル化や情報化への対応力の向上など、小学校教育を取り巻く社会の状況やこれからの教員に求められる力量などを見据えた多彩な講義科目や実習を配置したカリキュラムで学びます。子どもや学校に対する想いをスタートにして、成長し続けられる教員をめざした学びに取り組みます。
カリキュラム
ピックアップ授業
教育体験活動Ⅰ(2年次)
学校現場に関わり続けるからこそ見えてくる子どもの姿、教師の願いや工夫、協働のあり方などがあります。この授業では、近隣の小学校での多様な活動と大学での丁寧なふりかえりを約3ヶ月に渡って重ねることで、活動を通して得た知見やその意味を据え直し、自身の力量形成につなげていきます。
卒業研究(4年次)
様々な教科等を担当する小学校教諭ですが、自身が特にこだわって専門性を高め続けている教科等やテーマを持つ場合も少なくありません。この授業では、少人数ゼミでの研究活動を通して、自身がこだわりたいテーマや課題を追求し、卒業後も専門性を高め続けるための確かな基礎を創りあげていきます。
教員メッセージ

木村 裕 教授
教員とは、子どもと共に歩みながら、子どもや自分、社会の未来を切り拓いていく魅力ある仕事であり、また、生き方であると考えます。花園大学で共に学び、力を高め、自分らしさを活かした教員をめざしませんか。
幼児教育コース
これからを生きる子どもたちを高い専門性で支えられる保育者に
人の一生において、幼児期は生涯にわたる人間形成の基礎が培われる極めて重要な時期です。その子どもの育ちを支える営みは、「人間とは何か」という問いから始まるのでしょう。本コースでは、人が生きることを深く問うこと、子どもと関わる経験を大切にしています。そして子どもの多様性に寄り添い、一人ひとりの潜在的な可能性に働きかけることのできる保育者をめざします 。実践的な経験とそのふりかえりを丁寧に支えることを通し、確かな実践力を備えた人材を養成します。
コースの特長

班単位での学習や地域との連携を通し、
現代的な幼児教育の課題に取り組む
地域社会や子育て環境など、子どもの育ちをめぐる環境に変化が生じている現代。本コースでは、これからを生きる子どもたちの教育はどうあるべきか、容易には答えられない問いを育み、教員や仲間と共に追究していきます。
他者や地域に学びながら課題解決できる力と協働性を養うため、多彩な実習経験、ゼミでの研究活動、班単位の探究学習や地域連携行事などを実施。さらに幼保小連携や子どもの多様性を考慮した教育、教育とICT化など現代的な幼児教育の課題に対して、高い専門性をもって積極的に取り組める保育者をめざします。
カリキュラム
ピックアップ授業
観察実習(1年次)
幼児は、生活や遊びの中で主体的に対象と関わる経験を通して、人間あるいは社会の一員としてより良く生きるための基礎を獲得していきます。本授業では、幼稚園で保育に参加しながら、幼児期の発達特性に照らした教育の本質を体験的に理解します。実習後は、記録を通して幼児や保育者の役割に対する理解を深めます。
心身の発達と学習の心理学(2年次)
子どもはどのように大きくなるのでしょうか。また、子どもに関わる大人のまなざしや教育はどうあるべきなのでしょう。本授業では、乳幼児期から児童期・青年期の子どもの発達と学習のしくみについて、心理学の知見に基づく基礎的な知識、理論を学びます。そして、人の育ちを理解し発達を支える方法について考えます。
教員メッセージ

山口 真希 専任講師
子どもたちの世界は、一人ひとりの個性が絡み合う豊かさで満ちています。多様な育ちを理解し、一人ひとりの可能性を広げられる保育者をめざしませんか。一人ひとりに寄り添う花園大学で、あなた自身の可能性も切り拓いてください。
取得できる免許・資格
小学校教育コース※1
- 小学校教諭一種免許状【取得必修】※2
- 幼稚園教諭一種免許状※2
- 特別支援学校教諭一種免許状(知肢病)※2
-
小学校教諭一種免許状取得が卒業要件となります。
また、取得可能な免許・資格は履修により異なります。 - 教職課程認定申請中。ただし文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期等が変更となる可能性があります。
幼児教育コース※1
- 幼稚園教諭一種免許状※2
- 保育士資格※3
- 特別支援学校教諭一種免許状(知肢病)※2
- 取得可能な免許・資格は履修により異なります。
- 教職課程認定申請中。ただし文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期等が変更となる可能性があります。
- 指定保育士養成施設申請中。