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大学案内

入学式・人権講演

学生生活の始めに━4年後の自分は?━


藤村正人(本学学生支援室)

はじめに
ご入学おめでとうございます。今日のテーマは大学中退のお話です。入学されて早々、中退の話をと思われるかもしれませんが、大学を中退される方はかなり多くあります。中退された方が、その後、どのような職業生活、働き方をされているか。大学中退の原因とか、それを防いで皆さん方が4年後に卒業できるようにするために本学はどういう仕組みを持っているかということをお話したいと思います。

突如として求められる自主性、主体性、自己責任
今日の学長の話にもありましたね。自ら学びなさい。自分のことに責任をもちなさい。自主的に動きなさい。主体的に生きなさいと。今まで18年間、そんなに自主性、主体性、自己責任というのは求められてこなかったかもしれないけれども、突然、18歳の4月に、こういうことが求められる。これからもいろんな場で、学問とは主体的に自分で問題を見つけてやるものだよとか、いろんな言葉で語られると思います。
これらのことが、大学入学と同時に「突如として」求められるというのが、うまく適応できる人はいけるんだろうけれども、うまく適応できない人もおられ、途中で中退してしまうということが出てくるかと思います。

高校と大学の相違点
大学では自分で時間割を作成して自分で時間管理をする。必須科目と選択科目があって、自分で時間割を作成します。その期限が4月10日です。わずか1週間で大学の勉強の仕組みを理解し、授業を組み合わせて時間割を作成していくことになります。
大学には、クラスや担任の先生というのはありません。「クラス」がない生活というのはイメージしにくいのではないかと思います。授業の出席は学生自身が責任を持つ。先生は出席をとられますが、休んでも欠席が重なったら電話をされるとかはやっておられません。高校では、欠席が続くと担任の先生から電話があったり、出席するのがあたりまえという雰囲気で授業に出席してきたと思いますが、大学では自分の出席は学生自身が責任を持ってやらなければならない。これも違いますね。
卒業に必要な単位は124単位です。それが必修科目何単位とか、選択科目何単位とか。それに資格をとるということになると、それに必要な単位が増えてきます。その仕組みを理解するのが結構面倒なことで、3回生になって履修の仕組みがわからない方もあります。明日行われる履修指導でしっかりと学習してほしいと思います。
 高校では先生が宿題をチェックして提出の締め切りが近づいたり、出ていない課題があると「出してください」とか、期限が過ぎても「あと2日待つから出してね」と言われたりします。ところが大学ではあっさりしたものです。締め切り後のものは一切受け付けません。欠席した場合も欠席した分の補充はありません。部活の試合、就職活動の欠席も基本的に欠席扱いになります。部活の試合だから「公欠」ということは一切ありませんので、そのことを知っておいてほしいと思います。
 高校では先生は生徒が理解できるように教えるのが普通です。生徒が理解できないような教え方をしたら、それだけで保護者の方や生徒からクレームがきます。大学では必要な学問の内容を講義中心に話をされる。学生はノートをとることによって自分で理解するのが基本です。このことへの戸惑いも問題になります。
 試験についてですが、高校では小テストがあり、出来ているか、わかっているか細かく段階を践んでチェックしていただき、試験範囲・内容なども丁寧に伝達していただき、もし試験が悪かったら再試験もあるかと思います。大学では基本的に前期の試験が7月、後期の試験が1月にある。試験以外にもレポートということもあります。前期の15回の授業、後期の15回の授業で、1回しか試験がない。
 成績のつけ方についても、高校では仮に試験の成績が悪くても、出席点、宿題、特別課題をいただいて、それによって点数を加点してもらってクリアできることも結構、多かっただろうと思います。大学では基本的に試験の成績、レポートの成績をシビアに評価されることになります。
 自己責任についてです。高校では先生が生徒を指導するのが基本です。指導の前提には生徒は未熟である、まだ大人になっていない。未熟であるがゆえに生活面、学習面で先生が生徒を指導する必要がある。ところが、大学では基本的に学生は大人扱いされます。大人扱いされるということは高校のような丁寧な指導がない。自己責任で、自分の行動に責任をもってやらなければならないことになると思います。
 突如として求められる自主性、主体性、自己責任への戸惑い。高校と大学の仕組みの違いに対する戸惑いが出てくるだろうと思います。

大学中退の実態
 4、5年前の資料ですが、日本全体で年間8万の人が大学を中退している。8万人というのがどれくらいの数か、イメージがつかないかと思いますが、小さな地方都市、10万人の人口くらいが1年間に退学しています。かなりの数字だと思います。さて花園大学でも退学する学生は決してすくなくはありません。
 ある調査によって中退直後の進路について見てみますと、正社員になっている人は14.7%。アルバイト・パートが59.8%。失業・無職が16.6%。
昨年、大学を退学する人と面談しましたが、大体、10人に一人くらいが就職を見つけたとか。アルバイトしていたところに正式に勤めるとか、自分なりの将来の見通しを持てているとか、中退しても大丈夫かなという風に思われるのは10人に一人くらいです。あとの方は中退してどうするのか不安を感じる人でした。また、私の実感では中退した直後に正社員14.7%というのは、ちょっと多すぎるように思います。もっと少ない。失業・無職の方が、この数字よりもっと多いような実感があります。
 その後ですが、大学中退後、一貫して非正規雇用が男性の中退者の45.9%、女性中退者の58.5%。大学中退してずっと非正規雇用、正社員になれない人が半分くらいですね。
 こんな数字もあります。ニートの人の31.7%は大学中退経験者。最終学歴の大卒の人の8割は正社員。中退した人と、きちんと大学を卒業した人の違いは歴然と出ています。
 収入ですが、35歳前後の数字です。正社員は年収380万円。フルタイムのアルバイトは1日8時間働いて週5日で130~140万円。最低賃金で1日8時間、週5日、働く数字です。フリーター、で109万円。年収です。フリーターは1カ月10万ないということになります。
 というふうに大学を中退する、一人ひとりいろんな中退する仕方はあると思いますが、総計的にみたら、中退する直後のみではなく、その後の長い人生にも大きなハンディ、マイナスの要素を負っていくとうい数字的な裏付けです。

なぜ、退学するのか?
退学の理由ですが、NPO法人ニューベリー、学生の中退を何とか予防して皆が卒業してきちんとした職業につけるようにと活動している団体ですが、そこで退学の理由を次のように分析しています。100人の中退者の方に直接、インタビューして調べた数字です。「経済的な理由」で中退している人はあまり多くない。学費が払えないとか、働かざるをえないとか、経済的な理由で中退する人は、わずか3%ですね。35%の人が「学習意欲がなくなった」。22%の人が「人間関係」。19%の人が「入った大学の勉強分野と違うところに興味があった」と。このような理由です。

退学してどう思うか?
中退してどうだったかという感想ですね。「親や周囲への迷惑」。周囲への期待を裏切った。親に申し訳ない。大学を中退している人がこういうことをおっしゃっている人は結構、多いです。親には申し訳ないことをした。3年間学費を払ってもらったが、中退してしまって申し訳ないと言う人は花園大学でも結構、あります。「就活ヘのハンディ」。学歴に傷がついた。就活の時に中退のことを話さないといけない。「後悔している」。時間を無駄にした。続けていたら別の道があったかもしれない。「現状への不満」。働かなければいけない。寂しい。大学を中退することによって、それまでの人間関係がなくなるんでしょうね。「現在への不安」。学生という肩書がなくなってしまった。安定がなくなり、安心できなくなった。「将来への不安」。先が見えない。正社員になれるかどうか、やいたいことがみつかるかどうか。「世間体」、世間体かよくない。中退という「レッテル」。
 もちろん大学に何となく入ってきて、大学で新しく何かを見つけて新しい人生を見つける方もいます。昨日、中退する方と面接したんですけど、何となく先生に進められて花園大学の○○学部にきたけど、そんなに自主的、主体的に責任を持って進路選択したわけではない。ブライダルコーディネーターの専門学校をみつけていくことにした。女子学生ですが。回り道をしたが、本当にやりたいことを見つけて退学される方もあります。それはかなり少数です。
 明るい退学もある。中退をスタートとして考え、積極的に新しい人生を始める人もいる。中退という挫折的経験をきっかけに自分を見つめ直し、主体的に再出発する人もいる。必ずしも皆が皆、後悔しているわけではないんです。

花園大学で学生が単位取得の遅れている理由
昨年、単位の取得が遅れている学生への面談調査を、先生たちを中心にしてやりました。卒業に必要な単位は124単位です。すべての大学に共通です。資格とか免許をとりたい人は124単位+教員免許のための単位、臨床心理士になりたい人のためにはそのための単位がいります。単位は独特の考え方で、授業科目の履修を単位数で示す。科目によって2単位だったり、4単位だったり、1単位だったりします。講義形式の科目は前期2単位、後期2単位。演習の形式の科目は1単位の場合が多い。3、4回生になると2単位になりますが。外国語は半期1単位です。単位というのは15時間の授業と30時間の準備学習、復習。1時間授業があったら2時間は予習・復習をしなさいという数字で、合計45時間の学習になります。本学では90分授業を2時間とカウントしています。単位が取れなくても、1、2、3、4回生と自動的に上がっていきます。単位を取れなくても自動的に2回生になる。4回生になって単位が取れてないということならば卒業出来なくて5回生になる。5回生以降は必要な単位数に達したら卒業です。8年間、大学にいることができます。124単位を4でわると30単位になります。1回生で15単位となると4年間で卒業するのは厳しくなる。2年間で40単位くらいだと難しい。それぞれの回生で4年間で卒業するには単位取得の少ない人の面談調査をしました。その結果がこういう数字です。
 単位取得の遅れている学生の63%が「大学に行っていない」。週1回しか行かない人、全く行かない人もいる。単位が遅れている学生に限って、ですが、大学に行っていない学生が、かなりいます。いろんなケースがありまして、最初は出ているんだけど、2回くらい休んでしまうと勉強がわからなくなって休んでしまう人が結構、多い。「人間関係のつまずき」で大学に行きにくくなるとかいろんなケースがありますが、大学に行っていない。「大学にいっているが授業に出ない」人が16%。何をしているか。部活です。中には大学に行って図書館で1日時間を過ごすという人もありました。21%の人が「授業に出席しているが単位がとれない」。試験で点がとれない。レポートで点が取れない。試験の時だけ休んでしまうという人もいます。授業に出席していても単位がとれない人は先生に相談したり、学生支援室に相談してくれたら「こんなふうにやろう」という提案はできると思います。

大学に行きにくくなる時期
大学に行ってない人ですが、休み始める時期が大体決まっています。1回生の5月。なかなかスタートがうまくいかない。月曜日1時間目、フレッシュパーソンゼミという全員必修の授業があります。5月に、この授業で欠席の多い人には先生から電話したり、支援室から電話したりして「どうしたんですか?」と聞くことにしています。最初のつまずきを何とか手助けしようという意味あいです1回生の6、7月に行きづらくなる人もいます。最初、新しい環境で急速に仲良くなります。盛り上がりすぎて恋愛のもつれとか7月頃から人間関係から大学に行きにくくなる人がいます。それから、夏休みか終わって9月に行かなくなる。また、寒くなって朝、起きにくいという人がいます。1年間頑張ってきたが、2回生になって疲れてしまう。2年間頑張ったが3回生のはじめに行きづらくなる人もいます。

つまずきの原因
 つまずきの原因の一つ目は。スタートでうまくいかない。自分ですべてやらなければならない。地方から出てきた人は一人生活が大変です。一人暮らしの人が大学に行かなくなるとケアがしにくい。地方から出てきてマンション住まいの人。最近、セキュリティの厳重なマンションが多くて部屋から操作しないと建物の中にも入れないですね。友だちが行っても本人が応答しないと中に入れてもらえない。
これについての大学としての対策としては、今週の金曜日に学科のオリエンテーションがあります。先生からの履修指導、単位登録の仕方を丁寧に教えてもらえますので、しっかりと教えてもらってください。学科には、クラスアドバイザーの先生がおられますので相談してみてください。フレッシュパーソンゼミが月曜日1時間目にあります。高校の勉強から大学の学習への橋渡し。文献の読み方、ノートの取り方、レポートの書き方、文献・資料の探し方とか丁寧に指導していただけます。これで勉強ができたら前期の試験やレポートはできると思いますので、月曜日1時間目、出席しづらい時間帯ですが、出てほしいと思います。
二つ目は、4、5月解放感などから仲良しグループで急速に仲良くなる。近すぎる人間関係が負担になることも結構、多い。仲良くなったが、仲良くなりすぎて近すぎて負担になる。また、急速に仲良くなっただけに男女関係を含めて人間関係のもつれが出てきやすいです。
 第三に、一人暮らし。また、自宅から通学している人も生活リズムが狂いやすい。8時半に学校に行って、3、4時まで学校にいる。大学では、ある日は9時から行ったり、ある日は午後1時からという不規則な授業時間帯ですので「生活リズムの崩さない」ことが大切です。「朝食を抜かない」「バランスのとれた食事をとる」。学生食堂を利用する。「支出、収入の記録」「タイムマネジメント」「知っている教員や学生に挨拶を」「定期的に実家に連絡をする」。親元から「全く連絡がつかないし、いつも留守電になっているが、どうしたんでしょうか」という問い合わせが結構あります。
 第四に、最初の試験・レポート。これも大変です。試験はほとんど論述式です。高校のように3、4行のものではなく、A4の紙1枚に記述するという長いものもあります。1授業時間90分、15回分のテストを1回でやる。内容が非常に多い。テストは7月の第3週、1週間で全科目あります。90分×15時間、それが、7つも8つも試験科目がある。覚えきれない。7月に試験があるが、もう少し前からこつこつ覚える努力が高校以上に必要だと思います。レポートも先生によって難しい。高校時代の作文、小論文と違って、要約、引用の仕方、自分の考えの述べ方、感想ではなく、「批判的に検討せよ」とい割れる。その意味がよくわからない。最初の試験、レポートのつまずきで匙を投げてしまう学生もいます。フレッシュパーソンゼミで、しっかり勉強してほしいと思います。
 試験などへの対処法ですが、やはり地道に取り組むより方法はないと思います。授業には遅刻せず出席する。授業中はできるだけ前の方に座る。授業中の私語は厳禁。授業で学んだことをノートにまとめておかないと7月の試験に間に合わない。課題や小テストにはすべて取り組む。課題・小テストをしていただけることは親切だと思って下さい。何もなしで15時間分をテストされるよりは取り組みやすいと思います。授業内容について教えあう仲間をつくる。これができる人は楽しくクリアできます。おおざっぱな人もあれば、細かいことに気がつく人もあれば、テスト情報を集めるのが上手な人もあれば、勉強についても教えあう仲間ができたらいいかなと思います。授業についていけるかどうか不安になった時には早めに教員に相談する。クラスアトバイザーの先生に相談して「ちょっとついていけそうになんですが、何かいい方法はないでしょうか?」とか。レポート作成、試験準備は時間をかけてやる。当たり前のことですが、当たり前のことができない人は大学の学習は難しいかなという気がします。当たり前のことをしっかりやりましょう。
 第五に、「部活・サークルのつまずき」。部活の責任者になって、それが負担で学校に行けなくなった人がおられました。部活の責任者とか、役が負担になるようです。自分の責任を果たすことも必要ですが、負担になっても困りますので、自分にできるかどうかも考えてほしいと思います。人間関係のこじれもありますので、部活が大学を続ける上でのつまずきになることもあります。

困った時にはまず相談を
学生支援室は自適館2階にあります。その前には、自習室があって1テーブル、1チェアになっていますのでそちらも合わせて利用して下さい。
 去年、どんな相談があったか。結論は「どんなことでも相談にきてくれていいよ」ということなんですけど、いろんな相談がありました。
「単位登録の仕方がわからない」。1回生に限らず、2、3回生の人もたくさんいました。「英語の授業がわからない」人が多いですね。ただ英語の授業については真面目に出席して取り組んでいれば大体、クリアできると思いますので、英語が嫌いだと逃げずに出席してこつこつやってください。
「英語の予習が苦痛」「頭痛が激しくて登校できない」「授業に出られない」「パソコンの授業のサポートがほしい」。保護者の方から「大学に行ってないようだ」と相談がある。「レポートの書き方がわからない」「ノートの取り方がわからない」「授業が煩くて困る」「どんな資格をとれるのか、どんな資格をとったらいいか」「試験勉強の仕方がわからない」「先生の声が大きすぎて教室にいられない」「入学当初、人間関係が盛り上がりすぎてついていけなくなった」「サークルでのトラブル」「ストーカー的な行為をされて困っている」「休学・退学を考えている」「カウンセリングを受けたい」「アルバイトをしたいがどうしたらいいかわからない」
実にさまざまな相談があります。
「新しいことが苦手なので手助けしてほしい」「他の大学に編入学したい」「自分が周りの人にどう思われているか不安」「学科の授業に興味を持てない」「からかわれて困る」「まわりの人に合わせるのに疲れた」「話をする人がいない」「大人の人と話すのは平気だが、同年代の人と話すのが苦手」「1、2回欠席するとその授業に出られなくなる」「実習がうまくいかなかった」「実習に行くのが不安」「コミュニケーションが苦手で困る」「マンションに夜一人でいるのが寂しい」「僕って変でしょうか?」。変じゃないんですけど。「アルバイト先が震災の影響で注文かなくなり自宅待機になった」「人と距離を保ちたいのにどんどん踏みこんでこられる」「先生に強い口調で言ってしまった」「先生に強い口調で怒られて落ち込んでいる」「少人数の授業が苦手」
他にも、「大教室の授業が苦手」「発表が苦手」「資料の探し方がわからない」「資料をたくさん集めるが、まとめ方がわからない」「大学の前までくるが中に入れない」「サークルについていけない」「授業でのグループワークが苦手」「学生マンションでの人間関係」「ちょっとしたことでも気になり不安」「4回生だが卒業できるかどうか不安」「パニック障害で大学に行けない」「よく眠られなくて、朝起きられない」「授業についていけない」「人間関係のもつれ・恋愛感情のもつれ」「大学で勉強する意味がわからなくなった」「満員電車が苦手で大学に来られない」。これは結構、多いですね。JRの京都駅から円町まで非常に混みますので。なるべく1時間目の授業を入れないように、ということですけど必修の科目の場合もあります。「授業で出された課題をどうすればいいかわからない」。
相談内容をまとめてみますと、「学習に関すること」が多いようです。他には、「生活に関すること」「人間関係に関すること」「進路に関すること」「退学・休学に関すること」「精神的・心理的なこと」「保護者からの相談」となります。
学生支援室が出発して1年になりますが、多彩な、何でもありの相談を受けてきました。
 相談解決の方法ですが、基本的には学生支援室で解決できることはします、教務課、学生相談室、学科の先生の援助をえながら前向きになるように解決しようと努力しています。解決できないこともありますが、何とか前に進めるようにしようと努力はしています。
 学生支援室から連絡することもあります。フレッシュパーソンゼミの欠席者が多い人。学科の先生から「ゼミに来ないし、連絡がとれないが、コンタクトをとってくれないか?」と。保護者からの依頼も多いです。「うちの子どもはどうなっているのだろう?」と。

4年で卒業してください。出来る限りのサポートをします。
 まとめになりますが、新しい環境(大学)で生きるには大変なエネルギーが必要です。「何となく」では続かない。自分が何をしたいのか、何のために大学に来たのか(目的)。何を目指して大学で学ぶのか(目標)。情報収集、相談、問題解決のスキルを身につけよう。これから実社会に入っていく上でも大切なことだと思います。
 4年後、皆で卒業できるようにお互いに頑張ろうと思います。以上で終わります。

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