教員詳細

准教授

余　新星

YU Xinxing

文学部　仏教学科

専門分野

日本禅宗
日本仏教

研究領域・テーマ

日本禅宗思想史
日本中世における臨済禅の展開
東アジア仏教における修行道の研究

略歴

2008年6月　武漢大学（中国武漢市）日本語学科　卒業
2015年1月　清華大学（中国北京市）日本語学科　修士課程修了
2022年3月　東京大学大学院人文社会系研究科インド哲学仏教学
専門分野　博士課程満期退学

2019年4月　東京大学インド哲学仏教学講座特任研究員（2022年9月まで）
2022年4月　駒澤大学禅研究所研究員（現在に至る）
　　　　　 花園大学国際禅学研究所客員研究員（2023年3月まで）
2022年10月　日本学術振興会外国人特別研究員・駒澤大学総合教育研究部（2023年3月まで）
2023年4月　花園大学文学部准教授（現在に至る）

学位

博士（文学）　東京大学　2022年9月
修士（文学）　清華大学　2015年1月
学士（文学）　武漢大学　2008年6月

所属学会

日本印度学仏教学会
日本宗教学会
仏教史学会
東アジア仏教研究会
European Association for Japanese Studies

その他活動

駒澤大学禅研究所研究員

主な授業科目

禅とは何かⅠ・Ⅱ
仏教学演習AⅢ・BⅢ
禅思想史特論（大学院）
禅宗学特論演習（1）（大学院）
禅宗史研究演習2—Ⅰ（大学院）

主な著書・論文等

「伝法衣の相承と仏光派の法系図について」（単著）（『インド哲学仏教学研究』27、2019年3月）
「『夢窓国師語録』の諸版本について」（単著）（『仏教文化研究論集』21、2022年3月）
「伝夢窓疎石撰『二十三問答』について」（単著）（『駒澤大学禅研究所年報』34、2022年12月）
『仏典とマインドフルネス：負の反応とその対処法』（共著、蓑輪顕量編、臨川書店、2021年3月）

研究業績

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研究者からの
メッセージ

日本中世の禅宗思想について研究しています。とくに最近は、日本中世における宋代禅の受容を研究テーマとして取り組んでいます。鎌倉・室町期に禅宗が日本に移植され定着していった中で、当初の中国宋代の看話禅（公案禅）が日本の禅林においてどのように理解・実践・変形され、やがて日本的な禅として形成されていったのか、ということを解明しようとしています。