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2019.11.02イベント

2019年11月 4日 ~ 2019年12月14日

【終了しました】花園大学歴史博物館2019年度秋季企画展 東海の名刹奥山方広寺


●会期
2019年11月4日(月・休)~12月14日(土)
●休館日
日曜日(11月17日は開館)、11月13日(水)~15日(金)
※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。
●開館時間
10:00~16:00(土曜日は14:00まで)
●会場
花園大学歴史博物館(無聖館4階)
●入館料
無料
●概要
遠江奥山の静寂な空間のなかに伽藍を構える深奥山方広寺(深奥山方広万寿禅寺、臨済宗方広寺派大本山、静岡県浜松市北区引佐町奥山)。応安4年(1371)、井伊家の一族である奥山六郎次郎朝藤によって開創された禅刹です。朝藤は後醍醐天皇の皇子・無文元選(円明大師・聖鑑国師、1323~90)に帰依しており、師を開山に招請しました。後醍醐天皇の追善と師の法恩に報いるための創建と伝えられています。奥山へ入山した無文は、この地の幽邃な景観が中国天台山方広寺を彷彿とさせることから、「深奥山方広万寿禅寺」と名付けました。無文のもとへ参集した雲衲は500人と伝えられ、師の教えは現在も受け継がれています。
また、元に渡った無文が帰朝する途次、渡航を守護したという半僧坊大権現が方広寺の鎮守として祀られています。方広寺は開創以来、度重なる火災に見舞われていますが、明治14年(1881)の大火では、伽藍のほとんどが焼失するなか、半僧坊を祀る半僧坊真殿は被害を免れたことから、海難除けにくわえ火伏の神としての信仰をも集めています。さらに、近年注目を集めている井伊直虎や山岡鉄舟ゆかりの地として多くの人々に親しまれています。
本展覧会では、花園大学歴史博物館と禅文化研究所デジタルアーカイブス事業との共同調査の成果として、幾度もの災禍をくぐり抜け、今日に護り伝えられてきた方広寺の寺宝を展観します。無文元選関連資料をはじめとする寺史資料はもとより、黄檗僧との交流を伝える遺墨群や、江戸期から近代における絵画の優品、さらには方広寺の宗風を慕う人々より寄進された書画を通じ、方広寺の歴史を紹介するとともに、同地に華開いた禅文化の魅力に迫ります。

●主な出品作品
01.jpg
静岡県指定文化財
無文元選像
無言智訥賛
南北朝時代・応安6年(1373)

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墨蹟 上官婉児詩
無文元選筆
南北朝時代(14世紀)

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奥山半僧坊大権現像
[原本]龍水宗賁賛
[原本]明治3年(1870)

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東照大権現像
狩野寿信筆
明治16年(1883)

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寒山詩
山岡鉄舟筆
明治(19世紀)

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墨蹟 額字 「方広寺」
独湛性瑩筆
江戸時代(十七~十八世紀)

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二祖慧可像
中国・元時代(14世紀)

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仙山楼閣図
谷文晁筆
江戸時代 文化11年(1814)

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奥山百老図
鬼頭道恭筆
明治(19~20世紀)

など、40件を展示。
※すべて方広寺所蔵資料

●主催
臨済宗大本山方広寺、花園大学歴史博物館、公益財団法人 禅文化研究所、大蔵会

●関連行事
記念講演会 会場:花園大学 教堂 (入場無料、申込不要、先着150名)
  2019年11月23日(土・祝) 13:00~14:30
   「方広寺と無文元選禅師」 安永 祖堂 老師(臨済宗方広寺派管長)

※各講演会終了後、展覧会場にてギャラリートーク(本展の担当者による展示作品の解説)を開催します。

※記念講演会に関するお問い合わせ
公益財団法人 禅文化研究所
TEL (075) 811-5189
FAX (075) 811-1432
info@zenbunka.or.jp

●ポスター・チラシ

チラシはこちら

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