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学部・大学院

平成23年度合格体験記

臨床心理士養成大学院 入学試験(花園大学大学院社会福祉学研究科臨床心理学領域)

荻山 彩華

荻山 彩華
2012年3月:花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業

合格体験記

私は、この花園大学に入学した時から大学院に進学し、将来は臨床心理士として働きたいと考えていました。しかし、いざ調べてみると大学院の受け入れ人数は少なく、また、受験者には学生だけでなく一般の方もいるということを知りました。大学に入学したら勉強だけでなく部活もしたいと思っていた私は、大学院に進学するために1回生のうちから少しずつ勉強することにしました。

まず1回生では、英文法を復習するために高校で使用した英語の問題集を何度も解きなおしました。2回生になると英語に加え、1回生で習った専門科目の復習を始めました。本格的に受験勉強を始めたのは3回生の後期からでした。4回生に入ると卒論や実習で勉強する時間がなくなり、通学時間に勉強することが多くなりました。

そんな時、大学に心理系サークルができ、大学院に向けた勉強会をしてもらえるということで、ちょうど一人で勉強することに不安を感じていた私はこのサークルに参加することにしました。勉強会では、大学院の先輩から願書とともに提出しなければならない研究計画書の書き方や専門科目の勉強方法を教えていただき、何度も繰り返し勉強しました。

結果、私は念願の大学院に合格することができました。勉強をする中でやはり勉強会の存在は大きかったと思いますが、最後まで勉強し続けることができた自分への自信にもつながりました。大学院は、心理のスペシャリストになるための第一歩です。多くの人に挑戦していただきたいと思います。

学部での主な修得科目

1回生時:臨床心理学Ⅰ・Ⅱ、発達心理学Ⅰ・Ⅱ、家族心理学Ⅰ・Ⅱ、心理アセスメント論、心理研究法、認知心理学、障害者心理

2回生時:カウンセリングと心理療法、非行と司法臨床、精神医学Ⅰ・Ⅱ、心理学、心理測定法、スピリチュアリティの心理学、ZENと現代心理療法

3回生時:精神保健Ⅰ・Ⅱ、コミュニティ心理学、倫理学Ⅰ・Ⅱ、高齢者心理、臨床心理学演習A

4回生時:心理学実験実習Ⅰ-Ⅰ・Ⅰ-Ⅱ、臨床心理学演習B


社会福祉士および精神保健福祉士 国家試験資格

倉田 拓美

倉田 拓美
2012年3月:花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業

合格体験記

2012年3月、僕は奇跡的に社会福祉士及び精神保健福祉士国家試験を同時に合格することができました。素直に嬉しい気持ちはもちろんありますが、同時にここに至る大学での受験資格取得を振り返ると、とても考え深いものがあります。大学一回生の単位登録時より、僕は資格の取得をずっと悩み続けて来ました。2つの資格の受験資格を得るには、一般の学生より多くの単位を取らねばならず、大学での自由な時間が奪われる形となってしまいました。

また、現場での実習や国家試験に向けての勉強等々、あらゆることが負担となりました。そんな勉強漬けとも言える日々の中、大学生活を自由に謳歌している周りの友達が時に羨ましく見え、それと比べた自分の状況に意味が見出せなくなり、何度も2つの受験資格取得を本気で諦めようと考えたりもしました。

しかし一方で、この道を選ばなければ知り合わなかったであろう同じ道を志すかけがえのない友人らとの出会いや、いくつもの実習や講義等で社会福祉の大切な学びを得ることができました。朝一の講義やお昼ご飯後の講義での居眠りや、絶対落とせない単位に対し手を震わせて試験を受けたのも、今となっては良い思い出です。

結果として今回合格した資格を生かし大学卒業後、僕は社会福祉協議会で働くことになっています。何度も葛藤を重ね取得するに至った2つの資格は、僕にとっては単純な言葉では言い表せない思いの詰まった特別な資格となりました。


特別支援学校教諭1種免許状、高等学校教諭1種免許状(公民)、社会福祉主事任用資格

M.N.
2012年3月:花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業

合格体験記

私は今春、東京都立特別支援学校に就職することになり、今は、かねてより志望していた仕事に就くことができる喜びと社会人となることの緊張で胸が一杯の状態です。私がこの仕事に就くことができるようになりましたのも、本学で学ばせていただいたお陰に他ありません。

手探りで学び始めた社会福祉・特別支援教育でしたが、よき先生に出会い、その方向性を定めるにあたり、多くの助言やご指導をいただきました。

花園大学では、四年間の学びで教職課程を修め、特別支援学校教諭免許を取得することができます。さらに規模の大きい大学と違い、先生方のお話をじっくり伺う機会の多いことが大きな魅力であると私は思います。実際に私自身、ゼミの先生から様々なボランティア活動の紹介をしていただきました。また、それは講義にも反映されており、一つ一つ細かく丁寧に授業が展開されていました。

また、ボランティアサークルが盛んであり、たくさんの友人と出会うことができます。仲間とともに研鑽し合いながら、自己を互いに高められる友人と在学中の四年間で出会うことができ、とても有意義なキャンパスライフとなりました。

大学での講義などで得た知識と、ゼミの先生から紹介していただいた就学支援や特別支援学校のボランティア活動などの経験を同時に併せて学ぶことにより、教員になるために不可欠な、実践的な力と大きな自信につながったと思います。

現在、本学で学ばせていただき本当に良かったと心より感謝しています。

学部での主な修得科目

1回生時:障害者心理、心理測定法、発達心理学、社会保障論Ⅰ・Ⅱ、社会福祉援助技術論、教育心理学、教育概論

2回生時:障害者心理、臨床心理学Ⅰ・Ⅱ、精神医学、心理測定法、児童福祉論Ⅰ・Ⅱ、生徒指導の研究、道徳教育の研究

3回生時:社会科・公民科教育法、教育行政学、障害者教育総論、知的障害者の心理Ⅰ、肢体不自由の心理・生理・病理、知的障害者教育、視覚障害総論、聴覚障害総論、重複LD等教育総論

4回生時:特別支援教育概論、特別支援教育指導法Ⅰ・Ⅱ、教育実習(高校)、特別支援学校教育実習、教育相談、社会科教育研究、教育課程論

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