学部・大学院
建学の精神にもとづいて、表現文化に対する教育・研究・実践を映像・画像・身体・言語の視点から行い、各分野に関する高度な知識や技術を身につけるとともに、国際化・情報化された現代社会の問題の解決に取り組むことができる人材を養成する。
今日、我々を取り巻く文化事象は、国際化・情報化とともに大きく変容しています。2008年度より発足した創造表現学科は画像・映像・言語・身体の表現分野を横断的に取り組むことによって、現代の表現文化に関する知識を深め、情報を収集・整理し発信する技術を身につけた人材を、実社会に送り出すことを目的としています。
本学科の課程を修了した卒業生は現代の表現文化について高度な知識を有しているだけでなく、情報化・国際化した現代社会において即戦力となりうる技術を修得しており、映像制作会社や企業の宣伝部門などといった第一線に活動の舞台を移しています。身体表現の分野はとくに目覚ましく、Drum TAO、シルク・ドゥ・ソレイユなど国内外のエンタテインメント集団の一員として活躍する卒業生を輩出しました。
必修科目 | 選択科目 |
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【必修科目】 創造表現論Ⅰ、Ⅱ 画像表現基礎Ⅰ、Ⅱ グローバル・コミュニケーションⅠ、Ⅱ 【演習】 創造表現演習AⅠ-Ⅰ、Ⅰ-Ⅱ 創造表現演習AⅡ-Ⅰ、Ⅱ-Ⅱ 創造表現演習AⅢ-Ⅰ、Ⅲ-Ⅱ 創造表現演習AⅣ-Ⅰ、Ⅳ-Ⅱ 創造表現演習AⅤ-Ⅰ、Ⅴ-Ⅱ 創造表現演習AⅥ-Ⅰ、Ⅵ-Ⅱ 創造表現演習BⅠ-Ⅰ、Ⅰ-Ⅱ 創造表現演習BⅡ-Ⅰ、Ⅱ-Ⅱ 創造表現演習BⅢ-Ⅰ、Ⅲ-Ⅱ 創造表現演習BⅣ-Ⅰ、Ⅳ-Ⅱ 創造表現演習BⅤ-Ⅰ、Ⅴ-Ⅱ 創造表現演習BⅥ-Ⅰ、Ⅵ-Ⅱ 【卒業論文】 創造表現 卒論指導1~6 |
【選択必修科目】 マンガ研究入門Ⅰ、Ⅱ 映像研究入門Ⅰ、Ⅱ 言語表現入門Ⅰ、Ⅱ 身体表現入門Ⅰ、Ⅱ アニメ研究入門Ⅰ、Ⅱ 映像の現在Ⅰ、Ⅱ マンガの現在Ⅰ、Ⅱ アニメの現在Ⅰ、Ⅱ 文学の現在Ⅰ、Ⅱ 身体表現の現在Ⅰ、Ⅱ マンガ論Ⅰ、Ⅱ 映像論講読Ⅰ、Ⅱ 現代文学講読Ⅰ、Ⅱ アニメ論Ⅰ、Ⅱ 身体論Ⅰ、Ⅱ 映像表現実習(実写)Ⅰ、Ⅱ 映像表現実習(アニメーション)Ⅲ、Ⅳ 言語表現実習Ⅰ、Ⅱ 身体表現実習Ⅰ-Ⅰ、Ⅰ-Ⅱ 身体表現実習Ⅱ-Ⅰ、Ⅱ-Ⅱ 身体表現実習Ⅲ-Ⅰ、Ⅲ-Ⅱ 【選択科目】 図像学(イコノロジー)Ⅰ、Ⅱ トレーニング論Ⅰ、Ⅱ ボディ・バランスⅠ、Ⅱ ダンス・パフォーマンスⅠ、Ⅱ ボディ・ケア リラクゼーション入門Ⅰ、Ⅱ 現代のメディア文化Ⅰ 現代演劇論 サウンド・デザインⅠ、Ⅱ デザイン・プロジェクトⅠ、Ⅱ デジタル・コンテンツⅠ、Ⅱ メディア・アート ヴィジュアル・コミュニケーションⅠ、Ⅱ 等 |
2014年11月30日に開催された、第50回NGK杯 鈴鹿サンデーロードレース最終戦で、本学科3回生の白石玲菜さんが総合7位、クラス別2位に入賞しました。
学長はじめ、皆さんの応援を背負って、がんばってくれました!
2014年11月14~16日に開催された第67回全日本新体操選手権大会において、男子個人種目・女子団体種目(ボール3+リボン2)・男子団体種目で本学の学生が入賞しました。
女子団体は、2015年のユニバーシアード大会の日本代表決定戦に出場する権利を得ました!
※本学科の学生は、上記いずれの種目にも出場しました。個人名を挙げることは控えますが、各学生の健闘を讃えます。
日本体操協会による大会レポートが、下記リンクから読めます。
ロシアにて開催された”Алина-2014″に、本学創造表現学科の一藤如月(4回生)、大倉義貴(4回生)、三井所智也(2回生)、平岡貴士(2回生)が参加しました。その様子をご報告いたします。
成田空港からドモジェドヴォ国際空港へ約10時間、空港から宿泊施設まで約1時間半かけて移動しました。宿泊施設はスポーツ強化施設のような感じで、体育館2つにグラウンド、トレーニングルーム、各種練習場とレストラン、宿泊用の部屋がありました。
今回の”Алина-2014″(Alina Kabaeva Charity Foundation)には、ロシア国内からロシアナショナルチーム、新体操クラブ多数、パワータンブリングチーム、アクロ体操チーム、ダンスチーム、歌手など多数参加しており、ロシア国外からは日本(花園大学)、ブルガリア新体操チーム、キューバ新体操チームが参加しました。
日本出発時にはどのような感じのイベントなのか全くわからないままでしたが、会場に到着した際に照明、音響、スクリーンなど舞台装置の豪華さに驚きました。各チームの演技についてですが、ほとんどのチームが大人数での発表会用の演技をしていました。どのチームも衣装にこだわっており、妖精、火の精、パジャマと枕、水兵など、このイベントの為に用意した個性あふれるものでした。また蛍光ロープにブラックライトを当てて演技する演目や、リュックサックを使用し学校をモチーフにした演目、風船の中にLEDライトを仕込んで演技するもの、日本の男子新体操の手具(スティック、リング)を使用した演目もありました。
また各チームの演技と曲に合わせて予め映像が作られており、演技中に3面の大型スクリーンに映像が映し出されていました。
ロシアでもテレビ放送された模様で、テレビカメラ5~6台程と大型クレーンのついたカメラも2台ありました。またテレビのインタビューも受けました。
日本のようにタイムスケジュールがしっかり決まっておらず、当日になるまでその日の予定がわからなかったり、スケジュールがコロコロ変わったりと大変でしたが、日本(花園大学)の本番の演技はミスもなく大変いい演技ができ、大盛況でした。エンディングにはアリーナ・カバエバさんが歌ったりと、大変盛り上がりました。
イベント終了後には日本(花園大学)チームに写真とサインを求めて1時間くらい列ができていました。また、カバエバさんやスタッフの方に「素晴らしかった」「来年も是非来て下さい」「あなたたちは本当にプロのスポーツ選手でいいチームでした」と言って頂く事ができたので、大変嬉しく思いました。
出演者総勢約300人と大規模で、客席も満席で溢れんばかりの人、豪華な舞台、とても素晴らしいイベントでした。ロシアの人達の新体操に対する関心の高さも窺えました。
今回大変貴重な経験をさせて頂き、指導者選手一同、関係者の皆様には心より感謝致しております。
(野田光太郎)
当学科の小川晃平さんが2017年度京都市スポーツ大賞を受賞しました。
詳しい記事はこちらから→お知らせ
小川さんは2017年8月に開催された第69回全日本学生新体操選手権大会男子個人総合・種目別(スティック、クラブ)、第70回全日本新体操選手権大会種目別(スティック)で優勝されました。
当学科には団体競技の選手も所属しておりますが(佐藤洸一さん、西村統真さん、平尾竜太朗さん、古見時夢さん)、2017年12月に開催された本学新体操部発表会では、個人・団体選手7名(小橋史宏さん、柳川祐輔さんを加えた4回生メンバー全員)での演技も披露してくれました。