大学案内
花園大学は、2018年に明治維新150年記念企画として、京都市右京区から委託され、「魁!山国隊プロジェクト」事業の企画・監修・運営補助をしました。 幕末から明治にかけて、官軍に加わり活躍した山国隊は、京都市右京区山国地域が発祥の地であり、時代祭の先頭を行く維新勤王隊のモデルです。 花園大学は、日本史研究の土壌があることはもとより、その山国隊発祥の地である山国地域(京都市右京区京北)に教育・研究施設・セミナーハウス「緑水軒」を持っているなど、深い縁のある地域であることから,このプロジェクトに協力することになりました。
維新勤王隊にゆかりのある壬生地域と山国地域の児童と保護者らが一緒に歴史や文化を学び、京北森林公園で交流を深めました。花園大学の学生も運営スタッフとして参加しました。 毎年恒例の川遊びのほか、2018年8月5日はバーベキューとすいか割り、2019年8月4日は石窯ピザ作りとフィールドアスレチックを楽しみました。
2018年9月9日、大政奉還の舞台となった二条城の非公開施設「台所」を会場に、シンポジウム「『魁!山国隊』を紐解く」を開催しました。原口泉氏(志學館大学教授)の基調講演のあと、花園大学文学部日本史学科、松田隆行教授がコーディネーターをつとめたパネルディスカッションが開催されました。花園大学の学生も運営スタッフとして参加しました。
2018年11月25日、二条城まつりと三条名店街・新京極商店街で、山国隊の軍楽行進を行い、京北PRブースでPR活動を行いました。花園大学の学生は、軍楽行進中の安全確保等の運営スタッフをつとめました。また、花園大学の学生食堂で提供されている、京北産のクロモジを使った学長スィーツのレシピも配布し、PR活動の一端を担いました。
山国隊軍楽保存会の協力を得て、花園大学が企画・監修をつとめた、山国隊を紹介する冊子「維新勤王 山国隊」を作成しました。 シンポジウムや軍楽行進、京北PRブースなどでも配布し、アピールにつとめました。 リーフレットご入用の方は、地域連携教育センター(075-823-0581)までご連絡ください。
2019年10月5日・6日の両日、花園大学が協力し、ウィングス京都(京都市男女共同参画センター)にて、「京都山国展~維新勤王山国隊と山国神社の至宝~」を開催しました。10月5日は、山国隊調査団の一員で研究者、明治学院大学の吉岡拓准教授とともに、花園大学松田隆行教授が登壇し講演を行った。また2日間にわたり、山国地域に残る貴重な古文書や歴史的資料を展示しました。展示ブースでは、花園大学学生が、会場整理・誘導スタッフをつとめました。