


花園大学 歴史博物館 2004年度春季特別展
「洛中大火夢物語―風雲の幕末京都―」
2004年4月3日(土)~6月12日(土)(3ヶ月間)
休館日/日祝日、および4月30日・5月1日
10:00~16:00(土曜日は14:00まで)
無料
「攘夷と天誅、弾圧と報復、内乱から倒幕へ
黒船来航以降、まさに京都は「風雲の都」となりました。尊王攘夷運動が過激化すると、テロ行為としての「天誅」が横行しました。こうして京都は江戸に対抗する政治の中心としての観を呈したのです。そしてついに禁門の変では、大火によって焦土と化しました。その後も大政奉還や鳥羽・伏見の戦いの舞台として「風雲の都」であり続けたのです。幕末というと維新の志士や新選組の隊士が注目されがちですが、この展覧会では、京都という地域とそこに生きた都市民の視座から幕末という時代を描き出します。

「新増細見京都絵図大全」「坂本龍馬像」「京洛内外天誅殺傷事件顛末見聞記」「井伊掃部頭様一件詳細書」「甲子兵燹図(かっしへいせんず)」「洛中大火夢物語」「孝明天皇御葬式之図」「京朱雀野立札」等、総計約45点
花園大学企画広報室(075-811-5181(代))
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「坂本龍馬像」 高知県出身の画家。 公文菊僊(明治6年生まれ、没年不明)による龍馬像。 |
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「京洛内外天誅殺傷事件顛末見聞記」 幕府の弾圧を受けた尊攘派の志士達によって、京の町では天誅と称するテロ行為が文久期頃から行われるようになった。 これはその際の晒し首や生晒しの状況を描き斬奸状を書き写したものである。 掲載した図の女性は、井伊直弼の腹心として安政の大獄の際に志士の捕縛を命じた長野主膳の妾でその手足となって働いた村山可寿江(通称タカ)。 |
「甲子兵燹図」 元は前川五嶺が、禁門の変(蛤御門の変)による洛中の大火(ドンドン焼け)を実見記と絵によって表したものである。 それを森寛斎の門人、森雄山によって模写されたもの。 この図は上下巻からなっており、洛中の焼失・市中の混乱・復旧の状況などを描いておりそこへ詳細な詞書が加えられている。 |
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「洛中大火夢物語」 禁門の変(蛤御門の変)における洛中の大火(ドンドン焼け)の際に出版された小冊子。 後に改増補され『秋の日照』と改題、出版された。 |