人権教育研究センター

第84回例会案内文

【第84回例会】

「精神障害者の人権と偏見の狭間で」

丹治 光浩(社会福祉学部教授=臨床心理学)

  精神障害者の人権は、根強い偏見を背景に未だ十分に認められているとは言えません。また、偏った見方・考え方は正しい知識の啓蒙によって修正されるはずなのですが、誤りの証拠をみせられても容易に変わらないのが偏見の特徴でもあります。
 このような中、精神障害者が健常者と共に地域社会の中で生活することによる偏見是生効果や、法律の整備などによる精神障害者の人権の保証などが期待されていますが、いずれも根本的な解決には至らないように思われます。
 そこで、今回は精神障害者に対する偏見とどのように立ち向かえばよいのか、また人権をどのように考えればいいのかについて、主に臨床心理学の視点から考えてみたいと思います。

一覧に戻る