人権教育研究センター

第94回例会

「幼児教育の追求とモンテッソーリ教育」
保田恵莉(社会福祉学部専任講師=幼児教育・美術教育・児童文化)

  マリア・モンテッソーリ(1870-1952)は、子どもには生まれながらに自ら成長発達する自然のプログラムと力が備わっており、適切な環境と援助が与えられるならば自分自身で積極的に成長を遂げる存在であることを発見した。20世紀以後、モンテッソーリによって提唱された幼児教育思想は、それまでとは異なる画期的な考えを提起するものとして受け止められ、世界的に影響を及ぼした。日本でも、2008年に幼稚園教育要領の改訂で「人格形成」という方針が打ち出されたが、それは今、幼児教育をめぐって家庭での生活経験に伴う生活習慣と自主性が子どもに欠けることが課題になっていることを反映したものである。「子どものことがわからない」という大人が増えている現代、保育・教育の重要性を追求しながら、悩める母親と共に子育て支援に結実するための絵本を研究に取り上げている。

【日時】2015年12月3日(木曜)午後6時~
【会場】本学教堂2階会議室
※無料・申込不要・どなたにもご参加いただけます。

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