人権教育研究センター

第92回例会

「セツルメント運動と人間性の解放:その功罪から学ぶべきこと」
梅木真寿郎(社会福祉学部准教授=社会福祉思想史・子ども家庭福祉)

 19世紀のイギリスで萌芽したセツルメント運動は、人間がそして社会が、創り出した醜悪な「社会悪」に対して、人格的な接触を通して社会改良を模索する試みでした。
 イギリスのトインビーホールに蒔かれた種は、アメリカへそして、日本へと渡り、社会的実践として、ある時は大胆に、そして時には細やかに、実りの時を迎えました。
 イギリス、アメリカ、日本のセツルメントにおいて、思想的な共通点とは何か、そして、その歴史性ともいうべき特殊性は何なのか。今回の報告では、ソーシャルワークの根源的な実践の一つであるセツルメントについて、その運動の根底を支える思想(自由とは;教育とは;自治とはetc.)に着目して、その歴史的・時代的な限界性と現代に通じる可能性について考えてみたいと思います。

【日時】2015年7月9日(木曜)午後6時~
【会場】本学教堂2階会議室
※無料・申込不要・どなたにもご参加いただけます。

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