人権教育研究センター

第90回例会

「“国権 vs 人権”の現況を考える―来し方行く末への「私の責任」において―」
八木 晃介(社会福祉学部教授=社会学・差別問題論)

 私が多少とも政治意識にめざめたのは1960年、高校1年になったばかりの頃でした。言わずと知れた「安保闘争」への参加、京都府学連(全学連主流派)のデモの最後尾に金魚の糞のごとく付着していました。あれから半世紀以上の時間ガ経過しましたが、状況は暗澹の度をふかめるばかりであって、いまやこの国は「戦争できる国」から「戦争したい国」になりつつあります。私自身は高校1年生の時から一貫して、現行憲法の理想を“わが倫理”としてスジをとおす生き方をしてきたつもりですが、現状は暗闇寸前であって、この状況を批判しつつ、同時に今年“古希”を迎えた私は一体全体何をしてきたのか、と自己批判を繰り返すばかりです。今回の報告では、「国権vs人権」をキーワードにしながら、参加者のみなさまとともにこの状況を読み解き、いささかでも展望を見いだす、そのような話ができれば、と目論んでいます。

【日時】2014年12月4日(木曜)午後6時~
【会場】本学教堂2階会議室
※無料・申込不要・どなたにもご参加いただけます。

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