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臨床心理学科

資格・免許・進学など合格体験記(平成25年度)

臨床心理士養成大学院(花園大学大学院社会福祉学研究科臨床心理学領域)


Y.A.

2014年3月:花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業
合格体験記

 今、こうやって合格体験記を書きながら、ようやく大学院に合格した喜びを味わっています。私は臨床心理士を目指していること、学部で丁寧な指導を受けることができたことから、この大学院受験を決めました。子育てが一段落したら、もう一度興味のあることをじっくり学びたいと思い続け、50歳で3回生に社会人編入学。体力、知力、全てに不安を感じながらのスタートでしたが、想像以上に充実したキャンパスライフを送ることができました。
 花園大学は小さな大学なので、先生と学生の距離が近く、疑問に感じたことを質問したり、本の紹介をしていただいたり、先生方と話をする機会が多いのが何と言っても魅力的です。この2年間、授業で興味を持ったことがあると、私は先生に薦められた本を図書館でせっせと借りては読みました。振り返ると、こうやって読書したことが入試で役に立ったのではないかな、と思います。いくつか挙
げると、中井久夫の「最終講義」、統合失調症の当事者ケン・スティールが書いた「幻聴が消えた日」、ジュディス・L.ハーマンの「心的外傷と回復」でしょうか。
 私が腰を据えて受験勉強を始めたのは卒業論文を提出した後の10月でした。帰宅すると家事に追われ、まとまった勉強時間をとることは難しかったので、電車の中や講義の空き時間に下山晴彦 監修「面白いほどよくわかる!臨床心理学」(平易なことばでポイントが書いてあり、分かりやすい)を何度も読み、心理学キーワードを1日7~8個カードに書いて、覚えるようにしました。入試問題を見返すと、授業で先生が「ここは重要だから、覚えておいて下さい。」と言われたものばかりです。大学の講義をしっかりと聴くことが大事なんだな、と改めて感じています。
 また私は心理学や社会福祉以外の授業も積極的に履修したことで、興味の幅が広がりました。「ヨーロッパの文化」で中世から現代の西洋美術について学んだことや「人権」の授業で石川淳や坂口安吾の作品にふれたことも貴重で豊かな経験となりました。
 これから大学生活を始める人も大学院入試を考える人も、授業を楽しんで下さい。そして先生をつかまえて、どんどん質問されることをオススメします。

学部での主な修得科目

3回生時:臨床心理学Ⅰ・Ⅱ、発達心理学Ⅰ・Ⅱ、臨床心理学演習A、障害者心理、心理アセスメント論、コミュニティ心理学、人体の構造と機能、及び疾病、精神医学Ⅰ・Ⅱ、精神科リハビリテーション学Ⅰ・Ⅱ、高齢者福祉論Ⅰ・Ⅱ、病弱者教育Ⅰ、相談援助の理論と方法Ⅰ・Ⅱ、精神保健Ⅰ・Ⅱ、権利擁護と成年後見制度、社会福祉原論Ⅰ・Ⅱ、基礎禅学、人権Ⅰ・Ⅱ、情報基礎、フレッシュパーソンゼミ

4回生時:心理療法学Ⅰ・Ⅱ、臨床心理学演習B、高齢者心理、カウンセリングと心理療法、非行と司法臨床、家族心理学Ⅰ・Ⅱ、知的障害者の病理、肢体不自由者の心理・生理・病理、知的障害者教育Ⅰ・Ⅱ、聴覚障害総論、公的扶助論Ⅰ・Ⅱ、知的障害者の心理Ⅱ、ヨーロッパの文化ⅠA・ⅠB

 

社会福祉士および精神保健福祉士 国家試験資格


中西 亜咲

2014年3月:花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業
合格体験記

 私は最初、心理カウンセラーになりたいと思い、花園大学に入学しました。しかし、1回生時に履修した講義で、「心理カウンセラーは人を中心に見るが、ソーシャルワーカーはその人だけでなく、その人の家族や周りの環境も見る」とある講義で聞いたことがきっかけで、ソーシャルワーカーの仕事に魅力を感じ、社会福祉士と精神保健福祉士の資格取得を目指すようになりました。

 私が試験勉強を始めたのは4回生の夏休みで、ゼミの先生が企画して下さった勉強会(2週間に1度)に参加していました。卒論提出後の10月後半から始まる国試対策ゼミでは、模擬問題集や過去問を中心に反復して取り組みました。自宅では、自分の理解できていないところをノートにまとめ、分からないことが出てくる度に書き込んでノートを作っていきました。私は多くのことに手をつけるとパンクしてしまう性格なので、タイムスケジュールを決め、自分が1日にできる可能な範囲の勉強計画を立てて取り組んでいました。

 最初の頃は分からない問題ばかりで、勉強していても楽しくないと思います。しかし、同じ問題を何度も解いていると少しずつ分かるようになっていきます。また、この2つの資格を取るためには、他の人より多くの科目を履修しなければならなかったり、24日間の実習に行ったりするなど、決して楽な道のりではありませんが、大学4年間の集大成という意味でも、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

 私が合格できたのは、先生、友達、両親など、ここには書ききれないぐらいの多くの人が支え、励まして下さったおかげです。自分1人ではここまで頑張ることは出来なかったと思います。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

学部での主な修得科目

1回生時:臨床心理学、心理療法学、発達心理学、心理統計法、教育心理学、社会学、児童福祉論、精神保健学、相談援助の理論と方法、相談援助の基盤と専門職、法学、民法

2回生時:人体の構造と機能及び疾病、地域福祉論、社会保障論、高齢者福祉論、社会調査の基礎、公的扶助論、社会福祉原論、更生保護制度、精神科リハビリテーション学、精神保健福祉援助技術各論

3回生時:精神保健福祉論、精神医学、保健医療サービス、福祉サービスの組織と経営、カウンセリングと心理療法、非行と司法臨床、相談援助実習、心理学実験実習

4回生時:精神保健福祉援助演習、精神保健福祉実習指導、精神保健福祉実習、相談援助演習

 

特別支援学校教諭


鈴木 裕之

2008年3月:花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業
合格体験記

 この4月から、京都教育大学附属特別支援学校の教諭として赴任することになりました。府立や県立の学校とは違いますが、2年間講師として勤め、昨年採用試験があり、試験を受け、合格することができました。

 私は大学に入る時点で将来の就職のことも考え、特別支援学校の教員免許と社会福祉士の受験資格の両方を取得しようと考えていました。そこで、2回生までに教職・社会福祉士の必修科目の単位を中心に1回生から授業を取りました。1講目から4講目まで授業の日もありましたが、4年間で履修すればよい単位もあり、計画的に授業を入れることで授業のない曜日もでき、無理なく単位を取得することができました。

 2回生までに多くの単位を履修出来たことで、3回生は社会福祉実習、教職関係の授業、ゼミに専念することができ、時間に余裕もできました。時間に余裕ができたことで京都市の小学校学生ボランティアとして週に1回、京都市の小学校にボランティアに行っていました。実際に子どもたちにかかわることで、本を読んでいるだけでは知ることのできない様々な経験や体験をすることができました。子どものことは子どもとかかわって初めてわかります。学生時代から子どもにかかわる環境にいたことで、実際に現場に出てからも迷うことなく子ども達にかかわっていくことができました。現在、勤務している学校にも介護等体験で学生がきますが、知識は豊富でも子どもと関わる・遊ぶということが苦手な学生を見ることがあります。子どもは待っていても遊んではくれません。子どもと遊ぶ経験を学生時代にしておくことがとても大切だったと改めて感じています。

 花園大学を卒業して講師として働きながら採用試験に合格する人はたくさんいます。在学中に合格できなかったとしても、勉強することを止めずに自分が「やりたい」と思った気持を大切にして夢に向かって頑張っていってください。

過去の合格体験記