臨床心理学科

【重要】本学は、国家資格「公認心理師」養成校をめざします。

 2015年9月9日、国会において『公認心理師法案』が可決されたことにより、心理職の国家資格である「公認心理師」が誕生します。
この資格は、スクールカウンセラー、心理療法士、児童心理司、心理技官、産業カウンセラーなどの心理専門職として、教育、医療、福祉、司法はもちろん企業にも必要とされる資格となり、幅の広い職場での活躍が期待できます。

 長年の研究・教育の成果を有する本学が、質の高い「公認心理師」を養成する機関となることは使命であると認識し、カリキュラムの導入等、国家資格化に対応できる教育体制を整えてまいります。

【対象学部・大学院】

  • 花園大学社会福祉学部臨床心理学科
  • 大学院社会福祉学研究科社会福祉学専攻(臨床心理学領域)

人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的

 臨床心理学の理論と技術を修得する組織的な教育研究を通じて、利他の精神による社会への参加・貢献の精神と他者を認め、理解する能力を身に付け、この分野における高度の知識を身に付け人間生活上の諸問題の解決に貢献できる人材を養成する。

臨床心理学科とは

 本学科は、従来の福祉心理学科を名称変更して2007年に開設された学科です。現代社会はあらゆる場面において心理学的な問題解決能力が必要とされています。たとえば、近年大きな社会問題となっている児童虐待や自殺の増加の背景には、まさに心理学的な問題があります。本学科は、このような時代のニーズに応える人材を養成し、社会に送り出すことが目的であり、実践的で専門性の高い講義や実習が豊富に取り揃えられています。
 また、学生一人ひとりの興味と能力にあった、きめ細かな指導を通して、将来の職業選択を強力にバックアップします。たとえば、社会福祉士や精神保険福祉士といった国家資格に加え、認定心理士や産業カウンセラーなどの資格を取得し、専門職として活躍することや、本学の大学院に進んで臨床心理士の資格を取得するためのカリキュラムが用意されていいます。

教育理念

 一人ひとりの個体レベルの心理学から、人と人との関係の心理学、コミュニティを生きる人びとの状況に迫る社会の心理学まで、「個」-「関係」-「社会」の3つのレベルを押さえ、それぞれのレベルの心理学的諸問題を社会福祉との連関の中で究明します。そのことによって、心理フィールドでの諸問題に対して、実践的専門性をもって取り組むことのできる人材を養成する方針です。
 このため、臨床心理学・発達心理学を基礎科目とし、個-関係-社会という心理学の3つの諸相を実践的に説く心理関係科目と、健康福祉関係科目を加えて、健康福祉フィールドへの心理学的接近をもはかります。
 また、福祉現場との連携によって学生たちの実践的な問題意識を触発し、それを深めていくために、実習を重視します。

アドミッション・ポリシー

本学科では次のような志を持っている人を求めています。

  1. 人間心理に興味や関心を持っている人
  2. 人の役に立ちたいと思っている人
  3. 人格的な成長への意欲が高い人
  4. 心理学、人間発達、特別支援教育に興味を持っている人
  5. 臨床心理士、スクールカウンセラー、精神保健福祉士、臨床発達心理士、特別支援学校教師をめざす人

 

学科の特徴

  1. 本学科には、臨床心理学、発達心理学、心理療法学、精神医学などの専門分野を幅広く学ぶことができる充実した講義が用意されています。ここで得られた専門的な知識は、将来心理援助職に従事する場合はもちろんのこと、社会生活におけるさまざまな場面で生かすことができると考えられます。
  2. 本学科では、学生が現場経験を積むことを重視し、社会福祉実習を2回生から実施します。実習前後の指導は、学生一人ひとりの興味と能力に合わせてゼミ形式で行います。指導にあたる教員も現場経験が豊富で、最新の技法と連携を学ぶことができます。
  3. 現代は資格の時代です。本学科では、社会福祉学部にある臨床心理学科の特徴を最大限生かし、社会福祉士、精神保健福祉士の国家資格受験資格を得ることができます。その他、認定心理士、特別支援学校教諭、産業カウンセラー、社会福祉主事、図書館司書などの資格を取得することが可能です。