創造表現学科

花園大学 創造表現学科 卒業研究・卒業制作 学科賞について

1. 「学科賞」設立の趣旨

 創造表現学科が完成年度を迎え初めての卒業生を送り出すにあたり、学科ではその修養と研鑽の成果である卒業研究と卒業制作のなかでも特に優れたものに、以下の趣旨を以て「学科賞」を授与するものである。

 (1)卒業研究や卒業制作(以下「卒研・卒制」)は、大学教育による単なる学問研究の成果としてでなく、大学生活全体の包括的成果と捉えるなら、学生個人の全人格的成長や到達点の証しとして、拡く実 社会の現実の場でその評価を問われるべきである。

 (2)「卒研・卒制」の研究は、学生個人の人格や教養の陶冶だけを目的として図られたものではない。それは現実社会に進出する学生達の「生きる為の糧」や「将来に向けての指針」となるものであり、社会 に対しては「独創的で先鋭的な提案」としての価値を持つ。卒業生はそれを「営為」として実社会に巣立って行く。学科はそのような研究・制作の社会的先見性を奨励するものである。

 (3)「学科賞」は、以上のような学科全体の教育目的・方針に則って評価される「卒研・卒制」に授与され、受賞者とその成果を通じて、拡く現実社会に問われるものである。故に単なる個人の表彰ではなく、学科が志向する大学教育の理念の結実として捉えられるべきものであろう。
 (4)創造表現学科は、「学科賞」とその受賞者を公開・公表することで、自らの教育プログラムとその成果の実践的先進性・有産性を証明することとなろう。

 (5)学科では、「学科賞」の受賞者が卒業後の社会生活のあらゆる局面で、その栄誉に相応しい評価を得ることを願うとともに、当人もそのことに恥じない「創造性」を発揮し続けることを期待する。

2. 「学科賞」の選定

 以上の趣旨に則り、「学科賞」は以下のような手続き・基準を以て選定される。

 (1)「学科賞」は、二部門に分けて授与される。研究事業の一環としての「卒業論文」に授与されるものが「卒業研究部門」に与えられる「学科賞」である。「制作行為と提示作品」に授与されるのは「卒業制 作部門」に与えられる「学科賞」である。
 (2)いずれの「学科賞」も、「卒業論文」提出後の「プレゼンテーション審査」(口述試問)終了時に行われる「論文審査・採点」と同時に、学科内の全演習担当教員の合意に基づいて選定される。
 (3)「学科賞」は、学科の教育理念を具現化するものである。学生個人の到達点でなく、あくまでも学科の教育的成果を学内外に謳うものであり、特に学外者や次世代の学徒に訴求されるものでなければならない。
 (4)「学科賞」に選定された研究・制作は、その受賞者との合意により著作権等の諸権利を学科との「共有」とする。その詳細も、受賞者との協議に従う。
 (5)学科は「学科賞」とは別に、特別に顕彰すべきと考えられる研究・制作に対して、「特別賞」等を与えてその努力や成果に報いることが出来る。


2011年度 学科賞

 〈卒業制作部門〉吉村麗さん 「ダンスパフォーマンスの創作と提示 ~スペシャルユニット Juicy Dolls~」

 〈卒業研究部門〉河内晴大くん 「アームレスリングのトレーニング方法とコーチングへのアプローチ」

※2012年度の学科賞は「創造表現学科ウェブサイトの学生制作作品紹介ページ」をご覧ください。