創造表現学科

学科課程の編成と人材養成の方針

建学の精神にもとづいて、映像・画像・身体・言語を軸とする表現文化に対する教育・研究・実践を行い、各分野に関する高度な知識や技術を身につけるとともに、国際化・情報化された現代社会の問題の解決に取り組むことができる人材を養成する。

創造表現学科とは ~学科の特徴とカリキュラム

今日、我々を取り巻く文化事象は、国際化・情報化とともに大きく変容しています。2008年度より発足した創造表現学科は画像・映像・言語・身体の表現分野を横断的に取り組むことによって、現代の表現文化に関する知識を深め、情報を収集・整理し発信する技術を身につけた人材を、実社会に送り出すことを目的としています。
創造表現学科のカリキュラムは、現代の表現文化に対応して多種多様な教育科目によって構成されていますが、これらは教育方法と達成目的ごとに大きく三つに分けられます。
マンガやアニメやダンスのような、これまで大学教育とは縁遠いと思われていた分野の歴史や社会的な状況、理論的なメカニズムについて理解を深める研究教育。ダンスや演劇のような身体を使って表現する力を伸ばしたり、電子書籍や映像作品の制作を通してコンピュータを活用する技術を身につけたりする実習教育。そして知識と技術を総合して価値のある何かを作り上げたり、仲間と協力して社会性のある企画を立案し実行したりする実践教育の三つです。これらはそれぞれに重なり合って互いに補完し合う関係にあり、知識を知識のままにとどめず、人の感性に響くような創作を行い、コミュニケーション能力を高め、いま何が求められているかを探り当てて、社会に向けて発信するところまでを視野に入れた実務志向の教育プログラムとなっています。
本学科の課程を修了した卒業生は現代の表現文化について高度な知識を有しているだけでなく、情報化・国際化した現代社会において即戦力となりうる技術を修得しており、映像制作会社や企業の宣伝部門などといった第一線に活動の舞台を移しています。身体表現の分野はとくに目覚ましく、日本国内の有名テーマパークでパフォーマンスを披露している卒業生や、国際的なエンターテイメントグループで活躍する卒業生を輩出しました。

各分野の構成

  • 身体表現分野(ダンス・ライブパフォーマンスなど)
  • 映像表現分野(映画・アニメ・ミュージックビデオなど)
  • 画像表現分野(マンガ・イラストレーションなど)
  • 言語表現分野(小説・詩・キャッチコピーなど)

各分野の教員配置

  • 身体表現分野…山本清文教授
  • 映像表現分野…福原正行教授、今井隆介准教授
  • 画像表現分野…秦美香子准教授
  • 言語表現分野…浅子逸男教授

科目紹介

  • マンガの現在Ⅰ
    フキダシやコマといったマンガ表現の特徴に注目し、「おもしろさ」を表現し伝える手法を学びます。マンガを応用したコミュニケーションを提案できるようになることが授業の目的です。
  • アニメの解読Ⅰ
    マンガをわざわざ手間をかけてアニメにするのはなぜだろうーそんな疑問から出発して、マンガとも実写の映画とも違うアニメの特性や魅力について歴史と理論の両面から掘り下げます。
  • 画像表現基礎Ⅰ
    コンピュータ・グラフィックスの入門編です。プロのクリエイターが仕事に使っているアプリを用いて、PCのディスプレイ上で絵を描いたり写真を加工したりする方法の基礎を学びます。ポスターや冊子の表紙のような印刷物をデザインできるようになり、DTPのスキルが身につきます。