



京都は、1200年の永きに亘って、日本文明の中心地であり続けました。
京都には、日本人が創り上げた歴史や文化のすべてが凝縮されています。
「京都を知る」ことは、そのまま日本を知り、世界に通用することになるといっても、過言ではないでしょう。
花園大学は、京都の中心地・中京区にある唯一の大学であるとともに、キャンパス全体が、いにしえの平安京の跡地に位置する唯一の大学です。
花園大学は、学 生の皆さんに、京都で勉学できることのすばらしさを実感していただきたいと考えて、文学部共通科目群「京都学課程」を設置しています。
また、その成果を一般市民の方々にも広く知っていただくために、「京都学公開講座」を開催してまいりました。
2000年度は「都の中世―禅・美・女―」、 2001年度は「京都えいが物語―町かどの芸能、そしてスクリーン―」、2002年度は「京の乱世―京都戦国もの語り―」を開催し、それぞれ好評を博して 来ました。今回は、その4回目となります。
今回の公開講座では、豪華・絢爛、日本文化史上、最も輝かしい光を放ち続けた平安時代にスポットをあて、「平安の夢―王朝びとと源氏物語の世界―」を統一 テーマといたしました。
「この世をばわが世とぞ思ふ」と詠んだ希代の権力者道長の人物像や、その死に際して、阿弥陀仏に結縁し、往生を願った西方浄土の空 間構造とは何なのか。
また、道長の娘彰子に宮仕えした紫式部は、源氏物語を通して何を描こうとしたのか。その作者紫式部とは、どのような人であったのか。
きらびやかな十二単衣の着装法の実演とあわせ、こうした問題について、それぞれの分野で、学界をリードしている第一線の研究者に、講演をお願いしました。
この講座を通して、参加される皆さんの心に「平安の夢」が具体的なイメージを結ぶよう、願っています。
花園大学歴史博物館において「平安の文学-土岐 武治文庫展-」を企画展として開催しました。
2003年 7月29日(火)~31日(木)
各日14:40~17:40
花園大学 無聖館ホール(入場無料・申込み不要)
| 29日(火) | 物語の出で来はじめの祖―紫式部の竹取物語享受― 花園大学教授 曽根 誠一 氏 藤原道長との道行き―牛車からみる道長像― 滋賀県立大学助教授 京樂 真帆子氏 |
|---|---|
| 30日(水) | 六条御息所の生霊・物の怪 武庫川女子大学教授 増田 繁夫氏 女房装束(十二単)と着装法(実技) 有職故実研究家 田母神 克幸氏 花園大学非常勤講師 佐藤 誠氏 |
| 31日(木) | 紫式部論 大阪成蹊短期大学教授 原田 敦子氏 浄土の空間構造への視座 平等院住職 神居 文彰氏 |
7月30日(水)午後12時30分より
夏目房之介のマンガ講座「マンガ論の課題」(終了報告)
花園大学教授 夏目房之介
花園大学企画広報室(075-811-5181(代))まで。
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