社会福祉学研究科
社会福祉学専攻
臨床心理学領域(修士課程)

臨床心理士資格 合格体験記


皆森 麗

2016年3月:花園大学大学院社会福祉学研究科臨床心理学領域 修了
2016年4月:名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野
2017年4月:(財)日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士資格 取得
合格体験記

 臨床心理士は、知識を幅広くありながら、奥深く且つ的確に習得すること、そして知識を実践へと活かしながら経験を積んでいくことといった姿勢が常に求められると思います。このステップを学ぶ場として、花園大学大学院で過ごすことができ、とても良かったと感じています。
 花園大学大学院の特徴の一つは少人数制であることです。1人1人の院生に対して、院生に合わせた丁寧な指導をしていただけることで、ただ単に知識を得るというだけでなく、臨床実践へと活かすための生きた知識として導いてもらえます。様々な知識や経験を持っておられる先生方には優しく、時には厳しく密で細やかな指導をしていただき、考える力も養うことが出来たと思います。また、人数が少ないからこそ院生同士で意見を交換する場も多くあり、日々研鑽を積むことが可能です。先生方あるいは院生同士でじっくりと考えを深めることが出来ました。
 そして、学内実習の一つであるカウンセリング実習では先生方に指導していただきながら実践・経験を積むことができます。少人数であるため、自分がやりたいと思うだけカウンセリング実習を行うことができ、たくさんの実践・経験を積むことが可能です。この時に、指導していただいたことや経験したことは後の仕事現場においての土台となり、大変重要なものとなっています。もちろん、臨床心理士試験の事例問題などを考える際にも必要な経験と思います。
 それ以上に何よりも、先生方や相談員の方、大学院生の方達と過ごすうちに人として一回り成長できたように感じています。本当にありがとうございました。

 


嶋田 貴史

2015年3月:花園大学大学院社会福祉学研究科臨床心理学領域 修了
2016年4月:(財)日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士資格 取得
2016年4月:摂津市家庭児童相談室
合格体験記

 臨床心理士とは一つの専門職です。専門職であるからには、専門的な知識や技術、そして然るべき倫理意識や態度を身につける必要があります。そのため大学院では、知識はもちろん、実践を通して専門性の核の部分を培うことになります。私は、その核を花園大学大学院で培いました。
 花園大学大学院の授業の特徴の一つは、一貫して専門性と倫理性について考えるよう求められることです。「自分ならどうする?」と繰り返し自問することで、必要とされる専門性の輪郭を描いていくことができたように思います。こう書くと授業がハードな印象を与えるかもしれませんが、院生が少人数なので、落ち着いたアットホームな雰囲気で学ぶことができます。また少人数のため、先生方にじっくりと教えを乞うことができます。教授陣は様々な現場で長年臨床経験を積んでおられるので、臨床の生きた感覚・センスを学ぶことができます。規模が小さい分、内容の密度が濃く、求めれば求めるだけ…いえ、それ以上の学びを得ることができたのは、私にとってこの上ない良い環境でした。
 最後に、合格して思うことは、「この大学院で学べてよかった」ということです。

 


橘 亜紀

2014年3月:花園大学大学院社会福祉学研究科臨床心理学領域 修了
2015年4月:(財)日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士資格 取得
2015年4月:京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学
合格体験記

 臨床心理士になるためには、専門的な知識の取得のみならず、知識に基づき経験として体得していくことも求められてきます。知識はただ与えられるだけではなく、「自分がこれらをどう使うのか」を想定して学び、それを得るためにより積極的にアクションを起こしていくことで、大学院での2年間の中身は大きく変わってくるのだと思います。
 花園大学院の良い点は、まず少人数であることです。少人数であることで、先生方との関わりが密になり、より深く丁寧な指導をして頂けますし、また、質の濃い議論も交わすことも可能になると思います。それは同様に生徒同士の間でも言えることであり、皆で意見を交換しながら互いに切磋琢磨できるところも魅力であると思います。
 また、HCCでは大学院2年次より実際にケースを持つことになります。ケースについて、回ごとにスーパービジョンを受けたり、数回はカンファレンスにあげて先生方や相談員、院生などからも意見を頂戴するのですが、これら経験は卒業をした後においても非常に活きてきます。最初はどうしたらよいか分からず戸惑うことばかりですが、失敗や皆さんの提言による修正を繰り返しながら、より自分の技術が洗練されていくのが感じられると思います。
 私はこの2年間で本当に多くのことを学ばせて頂いたと思っています。まだまだ学ぶべきことは山積していますが、花園大学院に在籍していたおかげで、これらを支えていく基礎となる堅い土台を築くことができたのではないかと思っています。ありがとうございました。

 


高垣 桃絵

2013年3月:花園大学大学院社会福祉学研究科臨床心理学領域 修了
2014年4月:(財)日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士資格 取得
2014年4月:京都府家庭支援総合センター
合格体験記

 大学院とはどれほど難しく専門的なことを教わるのだろうと、入学前には期待よりも不安が勝っていた私です。花園大学大学院で2年間を過ごして、それは間違いであったとわかりました。大学院とは「難しく専門的なことを教わる」場所ではなく、「難しく専門的なことでも学べる」場所です。
 臨床心理士として様々な領域で働く時に大切なことは、専門的な知識はもちろん、自分から何でも学ぼうとする姿勢です。どんな仕事もはじめは誰でも初心者です。専門的な技術や知識は経験を重ねることで増えていくでしょう。自ら学ぼうとする姿勢の有無で、身につくものは大きく変わってきます。
 この自ら学ぶ姿勢を育むために最適な環境が、花園大学大学院にはありました。たった一人で机に向かってテキストを読んでいたのではわからない、仲間や先生方との関わり合いの中で見えてくる「人の面白さ」「学びの奥深さ」を、2年間しっかりと経験させてもらったことは大きな収穫です。一緒に取り組み、互いに話し合い、自分の意見を持つことの大切さを再認識しました。
 臨床心理学は人と関わる学問です。臨床心理士は人と向き合う仕事です。テキストからの難しく専門的な知識に止まらず、何でも自ら学ぼうとする姿勢を、人との関わり合いの中で身につけられる場所、それが私にとっての花園大学大学院です。
 お世話になった皆様には、感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

 


岡部 佳世子

2012年3月:花園大学大学院社会福祉学研究科臨床心理学領域修了
2013年4月:(財)日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士資格 取得
2013年4月:京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学
合格体験記

 臨床心理士になるために花園大学大学院で学ばせていただき、本当に良かったと感じています。まず良かったことは、少人数制で学べたことです。少人数制の中で学術的なテーマ毎に、教授陣の先生方に指導していただきながら、同期と深く議論を交わしました。それにより、自身のもつ価値観や思考を捉え直し、基本的なことではありますが、物事を根拠たてて考え、より相手に伝わりやすいよう発言するようになりました。そのおかげで、現場で必要な心理学的な考え方や、見立ての基礎を学ぶことができたと思います。
 次に良かったことは、臨床心理士として身につける必要のある専門的知識や技術などを、学内及び学外実習を通じて丁寧かつしっかりと指導していただけたことです。本大学院では、ステップ・アップ方式で電話受付・陪席・カウンセリング、学外実習といったような流れで確実に技術が身につくよう学べるようになっています。そのような中で、現場の第一線でも活躍されている教授陣の先生方や、花園大学カウンセリングセンターの相談員として働く臨床心理士の方々、学外実習先の臨床心理士の方々といった多くの先生方に指導していただき、専門的知識・技術と実習での体験が結びつくような学びをいくつも経験しました。この経験は、今後現場に出ても生きてくると思います。
 このように、臨床心理士として必要な土台を2年間の間で育んでいただいたことで、 臨床心理試験の勉強が紙面上の知識にならず、 体感を伴ったものとなり、臨床心理士試験の筆記・面接試験に無事合格することができたのだと思います。本大学院で学ばせていただいて、本当に良かったと実感しています。ありがとうございました。

大学院での修得科目

修士1回生時:臨床心理学特論Ⅰ・Ⅱ、臨床心理面接特論Ⅰ・Ⅱ、臨床心理査定演習Ⅰ・Ⅱ、臨床心理基礎実習、臨床心理実習Ⅳ、心理統計法特論、質的研究法特論、犯罪心理学特論、精神医学特論、発達心理学特論、人格心理学特論、家族心理学特論、障害者(児)心理学特論、心理療法特論、投影法特論、スーパービジョン特論、行動療法特論、臨床心理学演習

修士2回生時:臨床心理実習Ⅰ・Ⅱ、臨床心理実習Ⅲ・Ⅴ、臨床心理学研究指導Ⅰ、修士論文

 


小川 真由

2009年3月:花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業
2011年3月:花園大学大学院社会福祉学研究科臨床心理学領域修了
2012年4月:(財)日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士資格 取得
2012年4月:京都府立医科大学附属病院 精神科・心療内科
合格体験記

 臨床心理士になるためのステップとして当大学院を選んで本当に良かったと感じています。第一に良かった点は、少人数制のため充実した実習ができたことでした。実習では大学附属機関のカウンセリングセンター(HCC)で教授指導の元で一般の方のカウンセリングを担当したり、現場で働く臨床心理士の元で学外実習をさせていただきました。学外実習は30日間程ですが、学内実習は在学期間中を通じて行う臨床心理士になるための大事な実習なので、少人数の利点は非常に大きかったです。
 第二に良かった点は、教授陣が研究だけではなく現場で活躍されている先生が多かった点です。先生方から学問的な知識以外の仕事に関する現場感覚や技術等を学べたことは、就職してからも役立つことです。
 第三に良かった点は、HCCで臨床心理士が相談員として4人も勤務していることです。先生方以外の臨床心理士と接することができたことは、心理的な見方や考え方を身につける上でとても貴重な機会でした。
 指定大学院は数多くありますが、定員数の関係で『一度もカウンセリングを担当できなかった』という声もよく聞きます。経験が浅いのは仕方ありませんが、経験がないと実際に就職は難しくなる一方ですし、就職してからも非常に苦労すると思います。どの指定大学院出身でも『臨床心理士の受験資格』を得ることができるなら、実習が充実し自分が身につけたい技術や勉強ができる大学院が基礎作りとして一番適していると思います。
 臨床心理士試験は、筆記と面接がありますが、私の場合は、面接試験でも大学院でしっかりと実習をしてきたので、動じずに面接官と話すことができました。院生時代を充実して過ごすことができたのも無事に合格できたのも2年間で多くの方と関わることができたからです。花園大学大学院を選んで本当に良かったです、ありがとうございました。

大学院での修得科目(合計58単位)

修士1回生時:臨床心理学特論Ⅰ、臨床心理学特論Ⅱ、臨床心理面接特論Ⅰ、臨床心理面接特論Ⅱ、臨床心理査定演習Ⅰ、臨床心理査定演習Ⅱ、臨床心理基礎実習、心理統計法特論、質的研究法特論、発達心理学特論、人格心理学特論、家族心理学特論、障害者(児)心理学特論、心理療法特論、投影法特論、学校臨床心理学特論、スーパービジョン特論、行動療法特論、臨床心理学演習

修士2回生時:臨床心理実習Ⅰ、臨床心理実習Ⅱ、臨床心理実習Ⅲ、犯罪心理学特論、精神医学特論、倫理と心理、臨床心理学研究指導Ⅰ、修士論文、禅とこころⅠ、禅とこころⅡ、禅のことばⅠ、禅のことばⅡ